4月の森で出会った木の花を並べてみました。
梅雨時の実りが楽しみなものばかりです☆
4月のはじめから咲きだしていたドクウツギ
雌雄同株。赤黒い実がなりますが猛毒で食べたら危険。
森でも注意書きの看板があり、ロープで囲ってあります。
コロンとした方がドクウツギの雌花
下向きに垂れ下がっているのがドクウツギの雄花
昆虫がやってきているのを見たことがありませんが風媒花なのかな?
同じく雌雄同株なのは
ヒメコウゾです。線香花火のように赤紫色の毛が生えているのが雌花で
クリーム色のボール状のものが雄花。
半透明のオレンジ色の実は食べられます。
横浜自然観察の森でもっともよく見かけたのは
ヤマグワです。こちらは雄花。
手をふれていないのに定期的にふわっと花粉が煙のように飛んでいました。
もう実になりかかっているこちらはヤマグワの雌花
雌雄同株の木もあるのだとか。面白いですね。
少し前、4月上旬になりますが
コクサギの花が酸っぱい香りをただよわせていました。
雌雄異株でこちらが雄花
こちらが雌花。さすがミカン科、特有の香りに引きつけられます。
コクサギはカラスアゲハ、オナガアゲハなどの幼虫の食草。
幼虫をいつも探しているのですがなかなか出会えません。
産卵シーンも見たい!
食痕から実りまで、どの木もこれからが楽しみです。