Hさんは旅で出会った光景を描かれました。
「マッターホルン」 パステル画 F30
アルプスの名峰が薔薇色に染まる光景はドラマティックで畏怖の念を
おこさせます。わきあがる雲に登山者が吸い込まれていくかのようです。
光と影が魅せる山容の美しさがよくとらえられた力強く鮮烈な作品です。
近づいてみました。
厚みと硬さを出すためアクリル絵の具などの異素材で下地をつくって
からソフトパステルでじっくり描き込みました。硬質な岩壁、流れる雲、
清んだ大気。様々な質がしっかり描き分けられており臨場感があります。
物語のある大きな風景を描かれているHさん。次の作品も楽しみです☆
Hさんの作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の"作品集"のなかの
Hさんのページに掲載しています。ぜひこちらもご覧下さい。
数日前の夕方6時。ちょうど姉も仕事から帰ってきていたので
庭のアケビの受粉作業をすることにしました。
上の蜜柑の房のようなものが雄花、下のバナナの房のようなものが雌花
今年は開花が早い!アケビは自家不和合性という性質で、自身の花粉では
実ができないので毎年近くのIさん宅の雄花をいただいているのですが
この時Iさん宅ではまだ開花していませんでした。
Iさんのところからはまた後日いただくことにして、この日は自宅の
2種のアケビの花粉で受粉を試してみることにしました。
家のアケビはガクが白っぽいものと、このように濃い紫のものが。
ガクが濃い紫のものは新しく園芸店で購入したものなのです。
この雌花のペタペタしたところに雄花をつけていきます。
いかにも品種が違いそうなところからそれぞれ雄花を摘んで
2種の雄花を2枚の器にわけました。
もう一種の方は花粉が青紫色でしたが撮り忘れました。
姉がガクとおしべを分別している手元をじっと見つめるにゃんきち
私は脚立に乗って受粉作業。上からにゃんきちがブロック塀を左右に
忙しく飛んでいるのが見えました。
花粉をつけ始めたら・・・
「あっっ」叫び声!
「もぉぉぉぉーーーーーー!」
牛のように吼える姉とお尻を上げるにゃんきち。
どうやら姉が分別した青い方の雄花の皿をにゃんきちがひっくり返したよう。
むぅぅぅぅぅーーーー!
後ずさったにゃんきちの後ろ脚がおっこちそうです。
ちょっと待って~写真撮るからそのままね!
はーいこっち見て~。
解放されたにゃんきちはサッと塀を下りて何処かに行ってしまいましたが
受粉作業が終わる頃には大鳴きしながら戻ってきて、姉の足元でぐるぐる
歩き回りスリスリ体を摺り寄せ踏まれそうになっていました。
何事もなかったかのような顔。
手伝いたかったのに失敗しちゃったね~!
びっくりしただけで何が起きたのかわかってはいないのでしょうが
どんくさいところがあるにゃんきちにまた癒してもらいました。
いつもありがとう♪