教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Yさんの新作水彩画

2015年12月23日 | 教室風景

Yさんはこの秋訪れた山の壮大な眺めを描かれました。


「天狗池逆さ槍ヶ岳」  水彩画 F6

なんて彩り豊かなのでしょう。今まさに紅葉のピークを迎えた山肌は
目の覚めるような鮮明さで、ところどころ輝く雪渓、、表情豊かな秋空と
峰々が天狗池に映る様はまるで楽園です。躍動感あふれる伸びやかな線と
華やぎのある色色は心地よく響きあって生命力にあふれています。

近づいてみました。

強くひかれた鉛筆の線が消えるほど水彩絵の具が重ねられた岩肌が
じつに味わい深く、峰々の形を探った線がさらに重厚さを増しています。
流れる風を荒々しいタッチで表した空、絵の具を洗って表した水鏡など
表現が幅広くエネルギーに満ちていて、見ていると心が弾んできます。

枚数を重ねるごとに複雑なテーマに挑戦されているYさん。次の作品も
楽しみです☆過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集
の中のYさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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冬至のムラサキ色

2015年12月23日 | 自然

年賀状をつくらないと・・。家族の分二種はずっと前に製作完了しましたが
自分のことになるとつい後回し。青空が出ていればなおさらです。

ああ、日が傾いてしまう!今日は冬至だし早く出かけないと?


いそいそと出かけた公園ではムラサキシキブの実に群がるメジロたち!
ピロピロ賑やかにさえずりながら落ち着きなく実をついばんでゆきます。


他にも実の残るムラサキシキブの木はありましたが
日の当たっているこの実に人気が集中しているよう。それとも偶然かな?


このムラサキシキブは毎年イチモンジカメノコハムシが発生する木。
6月の花、夏のイチモンジカメノコハムシ、晩秋~冬の実と楽しみは一年中!

元気になったついでにもうひとつのムラサキを確認しにマテバシイへ。


点線で囲った葉は高さ2mくらいのところにあります。一週間前は2頭の
ムラサキツバメが寄り添って越冬していたのですが、現在は増えて


7~8頭ぐらい?折り重なるように集まって越冬態勢に入っていました。
気温がぐっと上がれば翅の表面の美しい色が見られるかもしれません♪


乾燥して残ったアジサイの花が素敵な紫色に♪


違う場所にはいまだに緑色の葉がツヤツヤのこんなアジサイがあったり
狂い咲きしたユキヤナギもあって、高すぎる気温に植物もとまどっている
ようです。

ああ、汗かいた!こんな暖かい冬至も珍しいのではないでしょうか。
目はものすごく使っているけれど頭は空っぽにして歩いていたので
散歩しながら考えようと思っていた年賀状はいまだ白紙のまま。
毎年同じことを繰り返しているような・・。


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