気が付けば、今年もあと半月?!
カレンダーとにらめっこしながら、
どうしても年内に
測量だけはやらねばっ
と、慌てて
今日は上田の蚕室造りの民家の測量に
出掛けました
先日、体調を崩していた私ですが、
そのワタシのわるーい風邪菌が、、、
きっと所員nanaさんに移ってしまったのでしょう。
nanaさん、具合が悪くなってしまい
(朝から病院で点滴をうっていたそうで・・・)
測量へ来ることが出来ませんでした。
(ごめんよ~ nanaちゃん。。。)
ということで、
本日は主人と2人で測量へ行って参りました。
前回の測量の続きで、
今日は座敷廻りから測りました。
こういうのに弱い私です。
床脇の天袋の襖戸。
銅製の千鳥の引手がとっても可愛い
襖絵の中で飛んでいるみたいで
こういう日本的な遊び心が大好きです。
そして、違棚。
よーく見ると
違棚の壁際のところに
筆返しの曲線に沿って
雑巾摺というんでしょうか
付いています
初めて見ましたー
固い欅の木で、こういう造作をするのは
凄いことだと思うのです。
座敷廻りは、本当に
工芸品の集まりだと思います。
本日は、なんだか引手の写真ばかり
撮ってしまいました
古民家の座敷については、
現代の生活に必要がないということで
平気で壊してしまうような
古民家再生も見かけますが、
(大概、そういう再生をする人は
歴史的な視点を持ち合わせていない
建築家に多いような感じがします)
私には、座敷を壊すような提案は
なかなか出来ないこともあり、
設計の案件を失うことも過去にはありました。。。
日本の文化って、
ちょっと敷居が高い感じはしますが、
一度、興味を持ちだすと、
ものすごーく深くて
そうそう容易く習得できるものではなく、
故に、
長く楽しめて探求できるものだと思うのです。
私自身、古民家に関しては
大学時代を含めると、
かれこれ20年近く関わり続けていて、
未だに掘り下げている状況で、、、
まだまだ知りたいこといっぱいです。
飽きないのです☆
流行り廃りの無い建築を目指す上で、
自分自身に流行り廃りがあったんでは
元も子もないと思うのですが、
私に関しては、まーだまーだ
古民家 深いです
さてーーー
今日の測量で
やっと、やーっと
平面の測量が終わりました。
とにかく、本当に大きい民家なのです。
お施主さんが言っていましたが、
民家というよりもこの建物は
「工場」。
そう、蚕室という工場。
生産のための建物でもあるのです。
さて、これでやっと
現状平面図を書いてもらえます。
(nanaちゃん お願いしますね☆)
で、私は、お正月に一杯
やりながら?!
プランを考えます!
(今日は有難うございました!!!)
え?なんのことって?
内緒です