今年の仕事始めは5日や6日から、というところが多い中
我が事務所は8日からようやくお仕事、という感じでゆるゆる開始しております
6日、7日はと言いますと
お世話になっている業者さん達が次々と新年のご挨拶に、こんな事務所でも来て下さいまして 有難うございました。
中には県外から来て下さるメーカーの営業さんもいらっしゃって、折角遠方から車でお越し下さったのだし、と
ちょいと事務所に上がってもらってお茶してもらったり
小4息子の冬休みも7日まででしたから、息子の宿題に付きあわされたり(←これが一番やっかいかも!)
そんな感じで
7日までは殆ど仕事にならずで、事実上8日から仕事始めということになりました。 はい。
7日といえば、七草粥。
スーパーで売っていた七草パック2つと、セリを一束買ってきて
たくさん作りました。
大晦日から年始にかけて食べ過ぎた(いや、飲み過ぎた?)胃を休めるタイミングとしては
本当にこの7日に七草粥というのは身体に美味しい。
まだ残っていたお節を少しと、
信州ならではの生わさびを擦りおろして薬味にして一緒に頂くと
これまた美味いのです
そして、
年始に東京にお住まいのお施主さんから頂いた苺も美味しかった!
東京のお施主さんなのに、何故か茨城県かすみがうらの苺が届きまして
丁寧にも生産者さん(竹村愼一さん、真理さん)の想いといいますか、誓いが綴られたものが同封してありました。
とても気になる~
(後で聞きましたところ、お施主さんの古いご友人なんだそうです☆)
「栽培のすべてを開示し、環境に極力負担をかけず、論理的に栽培し、自分の子供に食べさせるのと同じものを、皆様にお届けする」という誓いをたててらっしゃいます。
ネットで色々検索して調べてみたのですが、ネットでは宣伝活動をされていない様子。
ですので、竹村さんの事について書かれていたサイトがありましたので、参考までにリンク貼っておこうと思います。
↓ ↓ ↓
アグリマート 「茨城県かすみがうら市 こだわり苺農家の竹村愼一さんを訪問しました」
中でも私が興味を抱いたのは、
手作りの「のうやく」(微生物のコロニー)。
実は昨年から我が家では渋柿で柿酢を仕込んでいるんですが、
菌のコロニーが、カビなどの雑菌の侵入抑えているそうで
天然酵母菌が全体を支配してしまえば、その後はカビの心配は無くなるのだそう。
確かに我が家の柿酢は菌のコロニーの幕が出来てからは
カビは生えてないし、順調に発酵が進んでいるみたい。
試しに味見してみると、これがフルーティーな酸っぱさで美味しい。
この段階の酸っぱさなら、飲む酢にぴったりな感じでした。
菌の働きを実際にこうして体験してみると、今までなんとなく気になっていた現象がどんどん繋がっていくような気がして
面白くなってきてしまいました!
昔は当たり前だった土壁も、藁とそこにある菌の働きがあってこそで
菌が元々潜在している材料を、昔の人はいろいろ試して見つけたんだろうなって思うと
食文化も建築文化も、沢山の試行錯誤の上に成り立っていて
伝統食だったり伝統製法だったり、建築と同じく伝統のものは深くて面白い!
ちょうど昨年に松本にある天然醸造のお醤油屋さんに行った事がありまして
ここも酵母菌等がふわふわと漂っているんだなぁって思うと
美味しそう!って感じるそんなお年頃になってきました
菌を呼び込むっていう意味がやっと実感として分かってきた感じです。
という事で、最近はずっとこの木桶仕込みの天然醸造のお醤油ばかり使ってます☆
と、苺からだいぶ話が逸れましたが
正月7日は、七草粥を食して、夕刻には上田市の信濃国分寺の八日堂縁日に参詣する、というのが我が家では恒例になってまして
更に翌日の8日の朝には、もう一度、信濃国分寺へ主人に行ってもらいまして
この絵入りの蘇民将来符を買ってきてもらいます。
過去、いろいろあった災難も、この護符のお陰で振り払えたと思ってますので
十数件ある「蘇民講」の各家の護符を少しずつ毎年集めながら
今年も除災招福を願います
~2015年の我が家の蘇民将来符~
写真 左 山越好安さん、 右 山越文雄さん
追記です。(2015.1.15)
蘇民将来符を型取ったお酒がこの時期、販売されてました
注文してから蔵元でお酒を入れて出荷されます。
蘇民将来子孫人也が、蘇民将来酒徒善人なってます
うふふ~!
さいふうさいブログ 以前の関連記事 2014.1.11 2014年八日堂縁日~我が家の蘇民将来符~