南国の花
情熱の花
紅色の夏の花のイメージでした

ブーゲンビリアのブラウスを着て会いにゆく花束のように抱かれてみたく 俵 万智

とっても暑かった日、花屋さんの店先で、そこだけが涼しそうだったのです。

思わず抱くように胸にとり、「コレ下さい
」
抱かれてみたくはブーゲンビリアのほう…

花びらのように見えるのは苞。苞はいつも三枚一組。
だから花のように見えるのね。苞の中ほどに白くポチッと
くっついているのが花。
ブーゲンビリアはフランスの探検家ルイ・ド・ブーガンヴィル
の名にちなむそうです。
丸ごと全部が赤いブーゲンビリアが目を引いて、
毎年のように買い求めるけれど、赤い苞がいつの間にか散り落ちて
葉っぱだけがさみしくくっついている姿になってしまうのです
性懲りもなく、今年もまた


紅色の夏の花のイメージでした




とっても暑かった日、花屋さんの店先で、そこだけが涼しそうだったのです。

思わず抱くように胸にとり、「コレ下さい

抱かれてみたくはブーゲンビリアのほう…


花びらのように見えるのは苞。苞はいつも三枚一組。
だから花のように見えるのね。苞の中ほどに白くポチッと
くっついているのが花。
ブーゲンビリアはフランスの探検家ルイ・ド・ブーガンヴィル
の名にちなむそうです。
丸ごと全部が赤いブーゲンビリアが目を引いて、
毎年のように買い求めるけれど、赤い苞がいつの間にか散り落ちて
葉っぱだけがさみしくくっついている姿になってしまうのです

性懲りもなく、今年もまた
