京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

晩秋の京都 ―3・・美山茅葺の里

2015-12-05 21:38:49 | 京都
美山は京都市内から1時間強の道のり、茅葺屋根の家が並ぶ里山の風景を楽しみにしていた。

              
              市内北部、駐車場がある、そして朝早くからオープンしているという
              条件で選んだ店が北山の進々堂。8時からオープンしています。

        
        アッシ―君はモーニングセット。

        
        私はスープセット。スープはコーンとミネストローネのどちらかが選べます。コレは
        見た通りミネストローネ。

        
        パンは食べ放題(もっと追加して食べた

              
              飲み物は二人とも紅茶。

        
        さっさと朝食を済ませて鷹ヶ峯から北山杉の里を抜けて美山に向かいます。すれ違いの
        難しい結構ハードな山道でした。聞けば、高尾を通って周山街道を走ればいい道だった
        そうです。ナビまかせだったので距離優先だったらしい。

        
        美山の茅葺の里では今日(12月1日)1時30分から一斉放水が行われます。多分駐車場
        が混むだろうと予想した通り、10時30分少し前に到着しましたがやっとセーフという
        状態でした。

        
        車も置けたので、村の中を散策。茅葺の屋根はだいぶ減ってきているようですが、でも
        懐かしくやさしい雰囲気。

        
        木守柿が茅葺の屋根によく似合う。

        
        村の裏山の神社に登ると、村の全形が眼下に。


        
        茅葺屋根の前にコスモス揺れて、まさにひなびた晩秋の里。

        
        1時を過ぎて、ぞろぞろと人が集まり始めた。カメラマンは早くから場所取りをして
        三脚を立てている。

        
        1時半、サイレンが鳴り終わると、一瞬の緊張感とともに一斉放水が始まった。

        
        各家に放水銃が設置されていて、防火訓練と放水銃の点検のために年に2回行われる
        一斉放水なのだが、今では観光行事のように人を集めている。

        
        茅葺屋根の上遥かに噴き上げられる水の競演は壮観。5分間だけのパフォーマンス
        だけど堪能しました。

        日本の農村の原風景ともいうべき茅葺屋根の集落は、国の重要伝統的建造物群保存地区に
        選ばれています。これから雪の季節を迎え、厳しい籠りの時なのでしょうね。