京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

晩秋の京都 ―2・・雲龍院「双龍風雷図」

2015-12-04 22:35:05 | 京都
今年のモミジは不良ときいたけれど…

        
        泉涌寺の別院・雲龍院が特別拝観中と聞いて参拝。今年はやはり散ったモミジ、
        まだ青みが残るモミジと、不揃いの紅葉状態。錦秋とは程遠い紅葉景観でした。

        
        障子の雪見窓から見える庭がまるで色紙を連ねたようなので、色紙の窓と言われて
        います。が、今日の見物客は少なく、色紙窓を独り占めしてきました。

              
              広間の毛氈の上に瞑想石が。椅子に座って足を石に乗せて、
              息を吐く、止める、息を吸う…

              
              書院にある丸窓。悟りの窓です。窓に絵のようにはまって
              見えるのは梅の木、花が咲いたら本当に絵のようでしょうね。

              
              東の戸は四角。迷いの窓に見立てて。中心にちょうど紅葉が
              はまっていました。

              そして、もう一つ、特別公開中だったのが本堂龍華殿に設置
              された水墨画の襖絵、「双龍風雷図」
              襖からはみ出るように描かれた水墨の龍と風神・雷神の迫力に
              圧倒されました。

              
              東大路を北にま直ぐにあがって、三十三間堂前の養源院へ。
              モミジはやっぱりイマイチ。琳派400年の影響もあってか、
              俵屋宗達の描いた象の絵が注目。いくらか賑わっていました。

さて、本日のランチ。養源院の隣のハイアットリージェンシーホテルへ。

        
        イタリアンの「トラットリア・セッテ」で。
        まずはパン。

        
        オードブルは里芋と卵のテリーヌ。これ、とっても美味しい~!

        
        サラダ、すごいボリューム!

        
        ピザ、セットメニューにしては大きい! 聞けば、外人の宿泊客がが7割のこの
        オテルでは、決して多い量ではないそうだ

        
        パスタ

        すべてシェアー、のつもりでしたが、少々無理!見ていると、下げられていく
        お皿には残リ物が。やっぱり日本人には多いみたい。特に女性と老人には
        

              
              おなかがいっぱいで、紅茶にしました。
              おしゃれなシュガーボックス! 

        
        ホテルのレストランはサービスよく、ゆっくりできるので、いい。サービス料が
        付くけど駐車場は無料、ホテル内にあるのも最高に便利。なので、チャラかな。

        さて、しっかりランチも食べたし、さあ!午後からもう一回り