片岡鶴太郎さんは画業20周年の今年、還暦を迎え、記念が重なる年となりました
「還暦紅(かんれきくれない)」をテーマに還暦からの人生にさらに花を咲かせようという鶴太郎さんの
強い想いが込めらた作品展です。紅は暮れないを懸けたシャレです。還暦は暮れない、と。
紅のモチーフの一つが金魚。最新作が『金魚』(二曲屏風)チケットの屏風です。
この金魚一匹を描くのに1時間かかるそうです。この二曲の屏風の中には何匹の
金魚が泳ぎ回っているのでしょう!
鶴太郎さんの描く魚は美しくてありえない色使いだけど、
妙にその魚っぽい。
破れとっくりは大事な恩師の作品。しみじみ酒が飲めそうです。
こんな可愛い作品もあります。
鶴太郎さんは39歳のときに後半の人生をどう生きるべきかを考えたという。その時
藪の中の一輪の椿が目に留まり、こんな人の見ないところでも懸命に咲いて全うする
椿に感動し、その椿を描いたのが絵の始まりという。
人間は年を取る、体力が衰えてくることを感じる年になって、無駄に時間を過ごしては
いけないと、つくづく感じる。人生を全うするなどという大した人間ではないけど、
いい日々を重ねていきたいと思う。
作品を世に残す人は懸命に生きた証があるけれど、私などはしょうがない、自分でよく
やったよ!と認める暮らし方をしたいと思ったことでした。
鶴太郎さんはまだ還暦、まだまだ先があるけれど、情熱を秘めた鋭い気持をひしと
感じました。素晴らしい
「還暦紅(かんれきくれない)」をテーマに還暦からの人生にさらに花を咲かせようという鶴太郎さんの
強い想いが込めらた作品展です。紅は暮れないを懸けたシャレです。還暦は暮れない、と。
紅のモチーフの一つが金魚。最新作が『金魚』(二曲屏風)チケットの屏風です。
この金魚一匹を描くのに1時間かかるそうです。この二曲の屏風の中には何匹の
金魚が泳ぎ回っているのでしょう!
鶴太郎さんの描く魚は美しくてありえない色使いだけど、
妙にその魚っぽい。
破れとっくりは大事な恩師の作品。しみじみ酒が飲めそうです。
こんな可愛い作品もあります。
鶴太郎さんは39歳のときに後半の人生をどう生きるべきかを考えたという。その時
藪の中の一輪の椿が目に留まり、こんな人の見ないところでも懸命に咲いて全うする
椿に感動し、その椿を描いたのが絵の始まりという。
人間は年を取る、体力が衰えてくることを感じる年になって、無駄に時間を過ごしては
いけないと、つくづく感じる。人生を全うするなどという大した人間ではないけど、
いい日々を重ねていきたいと思う。
作品を世に残す人は懸命に生きた証があるけれど、私などはしょうがない、自分でよく
やったよ!と認める暮らし方をしたいと思ったことでした。
鶴太郎さんはまだ還暦、まだまだ先があるけれど、情熱を秘めた鋭い気持をひしと
感じました。素晴らしい