「小さいことでも世界で初めてという『ワクワク』が科学の醍醐味だ」は、昨日ノーベル賞受賞した大隅良典氏のことばとして、今朝の地元紙に掲載されていた。まるで、カウンセリングで私に味わえている実感のようである。吾のことばを語り、そのことばに聞かせていただけた瞬間に、初めての世界が眼前に開かれくる事実。この不思議に値遇(であ)いたくて、私をしてカウンセリングの学び合いになっているようだ。さらに、「不要なものだけを狙い除去するのではなく・・・分解したタンパク質を栄養源に・・」と。ただ単に身体の細胞に限ってのできごととは思えない。この心身に言えるところではなかろうか。不安・苦しい・悲しいを人間は、取り除こうとしている。そこでは、どこまでも栄養源にならないばかりか、出口の見つからない底なし沼に沈んでいくという点を、カウンセリングに学ばせていただいてきている。すでに、細胞のレベルでなされていたことを、「オートファジー」に改めて知らしめられた気がした。吾の声になった一言に、心身が初めての世界に変化(へんげ)する学び合いの場を、カウンセリングと名付けたい。「ワクワク」「ドキドキ」
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