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正直に

2011年08月27日 | 経営
先日、納品された建具に大きなキズがありました。
コブシ大のキズです。

納品時、たまたま立ち会えたので、何となく建具をチェック。
すると、梱包に穴があり、そこにキズがありました。

梱包に穴があったということは、製作時ではなく配送時についたものと推測できます。

どこかにぶつけてしまった「事故」は、仕方ないと思います。
もちろん無いのは一番ですけど。


問屋は、積み込み時に検品をして、さらに納品時に検品をしているそうです。
納品時の検品なんて見たことないんですけどね。
いつもキズを指摘すると「検品時には無かった」と言い訳するんですね。

でも、今回のキズは、誰が見てもハッキリ分かる大きなキズ。
これを見落としたのであれば「どんな検品をしてるの?」と疑いたくなります。


要するに、この担当は検品なんてしていないんですね。


そうすると「検品している」というウソが出てきます。
この一つのウソが、他の事も疑いたくなる原因になります。

これが「不信」ですね。


この状態から「信用」「信頼」まで回復するには、とても大変な時間と努力が必要です。
回復できない可能性も大きいです。


もし、私がキズをつけたとして、黙って納品してしまったら、一気に信用が無くなり、仕事が無くなり、廃業となります。
ですから、素直に謝罪し、作り直しをさせていただきます。

作り直しをしたからOKというわけではありません。
信用は落ちてしまいます。
だから、キズをつけないように慎重に運び、丁寧な作業、対応を心掛けているつもりです。自分にプレッシャーをかけています。


問屋の担当者にも、「廃業の恐怖」が理解できれば、もう少しマシな対応をしてくれると思いますけど、それが無いのが「会社勤め」ですから、ここは仕方ないです。
でも、社会人として、正直に対応してもらいたい。
そうすれば、多少の事は目を瞑ります。


前の担当の時は、キズがあると納品前に「納期はいつですか?時間が許せば、すぐに作り直します」と必ず連絡がありました。
しっかり検品してくれていたんです。おそらく会社のルールだと思います。


やはり、個人の差は大きい。
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