脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

親として

2021年07月08日 | 経営以外の話
この記事は、数年後に読み返してどう思うか? と考えて書きます。
読む人により不快に感じる方、否定的な方がいるかと思います。
個人事業とは関係の無い話になります。

何度か書いたことがありますが、私の親は、私に興味が無かったと思います。
半面、兄(長男)の事は徹底的に目をかけていました。
物資としては甘やかし、生活としては厳しく、進路も父が決めたところ以外は認めませんでした。
「選んでいい」という教育をされなかったのです。

大した家柄でも無いのに「家を継がせる」という思想で育てていたようです。
当時は「長男が継ぐ」という考えも強かったので、我が家だけでは無いかもしれません。

兄は、私とは違い我慢強い性格です。
「自分が我慢すれば良い」と、親を否定せずに育ったと思います。

この仕事(個人事業)をしていると「息子に家を継がせるの?」と聞かれる事が多いのですが、兄を見ている事もあり「その考えは無い」と答えています。
息子には、自由に人生を歩んでほしいからです。
「継ぎたいと言えば継がせてもいい」
これが私の考えです。

我が子は、私とは違い我慢強い性格のようです。
「自分が我慢すれば良い」と、親を否定せずに育っているように感じます。

ん、書き間違え?
いや、そうではありません。同じく我慢強いのです。

私は「継いでほしいとは思っていない」と公言していますが、これは「自由に選んでいいよ」という考えだからです。
が、こどもには正確に伝わっているのか?
もしかすると「継ぐ権利は無い」と感じているのかもしれないと気づきました。
というのは、興味がある分野(進路)に「設計」「デザイン」といった、私の商売に通じる分野があったのです。
私には「普通科を選択する」と言っていたのに。

「やりたいけど、やらせてもらえない」
こう考えているのなら、誤解を解かねばなりません。

「継ぎたいと言えば継がせてもいい」
これも、とても残酷な言葉なのかもしれない。
もっとコミュニケーションをとって「継ぐという道もある」と諭すべきなのかもしれない。
そう考えるに至りました。

兄も、我が子も「大人に褒められる優等生」です。私とは大きく違います。
兄は父親からの教育があって、そのように育ったと思っていました。
我が子には、その教育をしていませんが「教育をしていない」と考える私に対し、「俺には興味が無いのだ」と感じている可能性もあります。

だから、私は「本当に進みたい道」を言えないのかもしれない。
否定される、怒られるではなく「どうせ興味が無いだろ」という事です。

あれ、私の父は「私に興味が無かった」と考えていましたが、もしかすると違うのか?
私がそう思っていただけ?
そうであれば「下手な子育てだった」と思いますが、これは私にも当てはまる?

まだ時間があります。しっかりコミュニケーションをとらねばなりません。
と考えるのも、私の勝手な考えなのか?

迷走しています。
答えは無いと思いますが、答えを探す旅です。
コメント
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