ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




市川マーケット。千葉県市川市市川1-6。2003(平成15)年11月19日

前の通りは総武線市川駅の北を線路と平行している千葉街道(国道14号)で、市川駅前へ入る交差点のすぐ東。
この建物は「市川の路地を楽しむ」というサイトの「三本松と市川マーケット」に詳しい。屋上にまで上り、隣のビルから見下ろし、取り壊しの様子までが見られる。よくぞここまで記録してくれたと、感心してしまう。当サイトでは「市川マーケット」の名称を1928(昭和3)年発行の「市川町鳥瞰図」に見つけている。また建物もその当時のものを改装したしたものではないかと、推定している。
通りに面した2階建てのビルに見える建物は昭和22年の航空写真には写っていないので戦後のものだ。屋上があるのだから鉄筋コンクリート造りなのだろうか。その正面の建物の左奥に並ぶ家は航空写真に写っているが戦前からのものかどうかは分からない。
建物中央の入口から入ると屋根をかけたアーケードの飲食店街のようだ。「市川の路地を楽しむ」の写真を見ると、どうも両側に並んだ小さい家の間の路地に屋根を架けたものらしい。

左写真は通りのほうから、右写真は奥から通りのほうをみたところ。2007(平成19)年4月8日

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