ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




吉田金網工業、八百常。文京区大塚5-8。2009(平成21)年9月2日

写真の通りは春日通り。右奥(北の方向)の信号が大塚五丁目交差点で、地下鉄新大塚駅がある。通りの西側に並ぶ家並みは、戦後じきに建てられたと思われる木造店舗だ。吉田金網工業、八百常、ムサシヤ呉服店(茶色の壁、看板がないので廃業?)が1974年の地図に記載がある。

下の写真は上の写真の裏側。大塚五丁目交差点のすぐ裏から坂下通りへ斜めに降りていく道路から見上げた春日通りに表を向けた家々だ。左写真の黄色い日よけがムサシヤ。
吉田金網工業の横から、坂下が階段になっている坂道が下の道路と結んでいる。その坂下が下右の写真。『東京の階段』(松本泰生著、日本文芸社、平成19年、1600円)に「大塚5丁目・末広がりの階段」で載っている。高低差は約4mとあり、坂道部分を入れると春日通りとは約5mの高低差だろうか。その春日通りの標高は27.2mである。


左:ムサシヤ呉服店の裏、右:アパート。大塚5-8。2006(平成18)年12月6日

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