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ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




左:羽塚メッキ工業、右:民家。墨田区京島2-16。2013(平成25)年4月11日

曳舟たから通りの南の旧道は四ツ目通りとの角に、昭和12年まで屠獣所(場)があったので、地元の人はこの辺りの旧道を「場通り」といったという(『八広の爺ちゃん>押上小学校』)。明治末の地図に「寺島屠獣場」とある。
四つ目通りから旧道に入って東へ行くと、安食屋豆腐店の長屋のすぐ先で旧道は二股に分かれる。その間に挟まれた場所が明治の地図で「請地葭沼」とあり、「字葭沼」という地名も周辺に散在している。低湿地帯(京島2丁目交差点の標高が-0.8m)のこの辺りは、工場が進出してくる以前は沼などは方々にあったと思われるが、この近所に「葦沼」という沼があったのだろう。

写真は3枚とも、二股から南の道を行った沿道で目に付いた古い家。「羽塚メッキ工業」は1985年の地図から。「民家」は建て替わっている。



平成福順。京島2-16。2004(平成16)年1月24日

直交していない四叉路がある。川の流路、あるいは沼との関係でそうなってしまったのだろうか。その角にある家は改装されていて判りにくいが三軒長屋かと思う。「平成福順」は肉まんなどを製造販売している店。現在は右の2軒が建て直された。

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