ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



都庁第一本庁舎。千代田区丸の内3-5。1991(平成3)年4月21日

上の写真は、1991年4月1日に都庁は新宿に移っているから、正確には旧都庁というか都庁跡である。丹下健三の設計で1957(昭和32)年に完成した。当時の都知事は安井誠一郎。2月22日が落成式だったが、その日、石橋湛山首相は辞意を発表して25日には岸信介内閣が成立している。同年6月に東京タワーの建設が始まり、村野東吾が設計した読売会館(有楽町そごう)も同じ年の完成で、11月に「有楽町で逢いましょう」が売り出された。



1985(昭和60)年11月10日

第一本庁舎には次の部署が入っている。案内板を書き写したものだが、記録として書き出しておく。
知事・副知事室、企画審議室(調整部・計画部・調査部)、情報連絡室(報道部・広報公聴部・情報公開部=都民情報センター・記者クラブ、総務局(知事室・総務部・人事部・行政部・災害対策部・多摩島しょ対策部・勤労部・法務部・統計部・学事部・同和対策部)、財務部(経理部・主計部・管財部・用地部・庁舎管理部・営繕部)、主税局(総務部・税務部・課税部・資産税部・徴収部)、出納長室、環境保全局(大気汚染コントロールセンター)、第一ホール(会議室・第一本庁舎案内所・食堂・売店・入札室・発注室)。
第一ホールとは本庁舎の中央後ろに出っ張っていた部分のことらしい。

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