ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




万定フルーツパーラー。文京区本郷6-17。1988(昭和63)年1月31日

写っている範囲での家並みは今もほとんど変わりがない。20年以上も前の写真なので、どこかは現在とは違うだろうと探してみると、万定青果店に置かれた自販機と電柱の看板くらいだ。写真左の細い電柱に大西質店の看板が懸かっている。「この先左入る」と書かれている。当ブログの大西質店の記事には万定の横丁にある出桁造りの建物を質店のように書いてしまったが、その横を入ってさらに路地を入ったところが店だった。


1986(昭和61)年5月

看板建築として有名な建物だがいつの建築になるのかはっきりしない。店は1914(大正3)年の創業ということだが、それが果物店なのかフルーツパーラーなのか? 「本郷まちづくり協議会」では建物は明治末としている。その建物を昭和初期に現在のファサードに改修したらしい。
2階の窓が新しいものに換えられている。窓を支える台のようなものがあるが、出窓だったのか、あるいはバルコニーがあったのだろうか?

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コメント
 
 
 
万定は閉店しました (すみださんぽきろく)
2020-10-11 11:32:39
解体予定は不明です
とりあえずご連絡まで
 
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