ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




木村屋パン店。茨城県土浦市中央2-10。2006(平成18)年11月15日

土浦市を通る旧水戸街道は土浦城の南を東西に通っている「中城通り」がそれ。国道125号から東は「本町通り」となり、すぐ北に向きを変える。写真は北に向いたところの本町通り。写真手前が曲がり角で、そこにある土浦商工会議所が「土浦宿本陣(大塚家)」があったところ。「本町」も「中城町」も昔の町名だが、今は「中央1丁目・2丁目」。
開店しているときの写真でないのが残念だが、木村屋は一つのショーケースに総菜パンなどを並べて売っている。銀座の「木村屋總本店」から暖簾分けした店という。確かにマークが同じだ。だとすれば、買うのはあんぱんだろう。



内田砂糖店。土浦市中央2-8。2006(平成18)年11月15日

旧水戸街道が北を向くところから100mほど北へいったところに残るモルタル仕上げの洋風の看板建築。『日本近代建築総覧』に「内田砂糖店、土浦市中央2-8-3、構造=煉瓦造2階建」で載っている。正面が3段に、少しずつ後退していく造りが変わっている。ネットでは昭和4年の竣工と出る。煉瓦造りとは驚いたが、外観からそのような特色がなにかあるのだろうか。

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