ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




愛朋社、早川紙工。中央区湊2-14。1987(昭和62)年10月11日

写真右手の道路は隅田川沿いの道路。その右側がかつての河岸地で、倉庫が立ち並んでいたが今はマンションに替わってきている。道路の左側は手前より「愛朋社(パン製造)」―テントの字は「BREAD & CAKE(有)愛朋社」だろうか―、「早川紙工」、横丁の先は15番地になりその角が「羽成ロープ」。背後のマンションは「ライオンズマンション鉄砲洲」。



三宅テント。湊2-14。2008(平成20)年7月10日

早川紙工と同じ区画の反対側で、ごく最近の写真である。昔の景観が撮影できる一角だ。だが写真右端の家をはずれると地上げの跡である空地が目立ってくる。
岡商店は戦後すぐに八丁堀からここに移ってきたという。八丁堀の店が焼失して、すぐ商売が続けられるように焼けずに残った建物を求めた、ということかもしれない。

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