ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




佐が和(てんぷら)。中央区新富1-5。1987(昭和62)年5月3日

当ブログ前回の「四軒長屋」の裏側である。写っている和風の民家は、写真左の2軒がまだあると思う。写真左端の家は表の引き戸に「おおつか忠彦道場/剛柔流空手道・健康太極拳指南」「剛柔拳舎砕心館」と書かれている。


新和興業
新富1-5
1990(平成2)年5月6日

1枚目の写真の右奥の部分。写真左は「マッキーズ・クリーク」という釣具屋。電柱の看板に「ロッドビルディング専門店」とある。『フライの雑誌第59号』の記事を紹介したサイトにこちらのご主人が対談で話された内容が載っていた。それによると、店主の宮坂氏は湯島で生まれ、新富町の東の湊町で育つ。氏が小学二年生の頃、建物疎開で湊町の家が取り壊しになり、新富町に移ったという。
写真中央が水道工事の新和興業、その右は住宅地図ではすでに空白で、日よけの文字から食品の卸か小売店だったらしい。

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