なすの田楽
味噌田楽は、豆腐あるいは里芋・茄子・こんにゃくなどを串に刺して焼き・砂糖や味醂を配合し柚子や木の芽などで香りをつけた味噌を塗りつけた料理である。
食材を串で刺した形を田楽法師に見立てて「田楽」と呼んでいるので、現在も串で刺すのが基本である。もともとの食材は豆腐であったので、現在でもそれが基本ではあるが、他にもサトイモ・ナス・こんにゃくなどの他、好みの食材が使われることもある。串で焼いた食材に味噌を塗りつけたあと香味を引き立てるために再度かるくあぶる場合もある。また江戸時代になって短気な江戸っ子が焼く時間すら待てず茹でるものも現れたが、これは亜流である。
魚も同様に調理する事があり、それは「魚田(ぎょでん)」とも呼ぶ。「田」は田楽。 ①なすを半分に切り、1~2分水に晒す。
②フライパンにサラダ油を敷き、なすが焦げ目が付いてしんなりするまで焼く。
③なすを皿に盛りつけ、味噌を盛り付 ける。