六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

お・も・て・な・し(うらもなし)

2015-10-04 15:55:03 | 日記
 2日、金曜日は親しい人にごちそうになってしまったが(ごちそうさまでした)、3日、土曜日は息子夫妻が来るというので急遽、もてなす方に。
 家族以外のために料理するのは久しぶりだ。
 メニューの選択基準は以下のとおり。
 1)手とり早くできること
 2)廉価であること(その割に見栄えがすること)
 3)それなりにバランスが取れていること
   (結果としてさほどバランスはよくなかったが)

      

 で、作ったのが、写真前列左から、
 *万願寺とうがらし 素揚げ 醤油・味醂・カツオだし和え
 *トリ血肝 照り煮 (真っ黒に見える)

 中列左から
 *キハダマグロ たたき さっと湯煎をしてわかりにくいが中央に大根おろし
  その上に、ミョウガ、オオバ、ネギ、カイワレを刻んだもの
  タレはポン酢をかける
 *ワカサギ南蛮漬け ワカサギ唐揚げと玉ねぎ 甘酢の他に隠し味でスダチ
  これは朝から仕込んでおいた すぐだと味がなじまない
 *自家製いもサラダ 
  全体の食感を良くするため、キュウリは塩もみをして柔らかくして入れる
 
 後列
 *カモのブラックペッパー燻製 スダチの絞り汁、カイワレ
  これは業務用食品店で買った既成品 そのままでは胡椒が効きすぎなので
  綺麗にそぎ落としてちょうどいいくらい
  距離の関係でカモの皿は小さく見えるがマグロとほぼ同じ大きさ

 ほとんど完食してくれて、残りものが出なかった。
 自分でも失敗作がなく、まあまあだったと思う。

 いつまでこんなことができるだろうか。
 料理というのは、材料の仕入れから下ごしらえ、作る手順、いかにロスを少なくするかなど、いうならば構想力を必要とする。特に料理人ではないから、たっぷり時間はかけられないから、当初の構想とそのチェック、実際に作る段の手順と手際が大切になる。
 
 構想のなかから形あるものを生み出すという点では、文章を綴るのとそんなに変わりないようにも思う。
 そうなると、料理ができる間というのは文章が書ける間と重なるのだろうか。
 願わくば、それが今しばらく続きますように。

 
 



 

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4 コメント

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素晴らしい! (さんこ)
2015-10-06 10:58:49
六文銭さんは、主夫の鑑です。

ここに表彰いたします。どれも美味しそうで、心もこもっていて、しかも栄養や、経済にもちゃんと、気配りがされています。色彩も食欲を誘います。

今後も腕を磨き、主夫として、精進されますことを願って、何の権威もない、主婦失格のだらしな系女子が、尊敬の念を込めて表彰いたします。
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ノーベル「主夫」賞? (六文銭)
2015-10-06 11:15:20
>さんこさん
 折からのノーベル週間。主夫賞をもらった?いやノミネートぐらいかな?
 いずれにしても、お褒めに預かり恐縮です。
 調理のみならず、家事に改めてチャレンジする必要に迫られている事情もあり、大いに励みになります。
 まだ、他の家事は、調理ほど楽しみながらの域には達していません。
 精進いたす所存です。
返信する
気合いの原動力 (みゅんか)
2015-10-08 08:03:46
料理は好きだったはずなのについ疎かになりがちな日々でした。
丁寧に生きるためには丁寧に作られた物を食べなければいけないと改めて思います。
メニューの写真を見ただけで活力が甦りました。
返信する
ありがとうございます。 (六文銭)
2015-10-08 11:19:12
>みゅんか様 ようこそ、いらっしゃいませ。
 さほど丁寧ではないのですが、時間の許す範囲で、おいしくなあれ、おいしくなあれと念じながら作りました。
 常日頃の夕食作りは私の担当ですので、その際にも、短時間でどこまでまあまあのものを作ることができるかといろいろ思案しながら作っています。
 「気合の原動力」とまで言っていただいて恐縮です。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
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