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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

南京ハゼとツバメと六の時事川柳 06.9.17

2006-09-17 17:11:32 | 川柳日記


 南京ハゼの枝を縫うようにして巨大なツバメが・・なんて感じでしょう。
 むろんこれはJRバスのボディに描かれたマークに他ならない。

 このツバメ、かつての国鉄時代からのシンボルマークである。
 もとを正せば、1930(昭5)年、東京・神戸間を走った、特急列車「」号に由来する。
 この列車、先行した特急「富士」、「桜」に比べ、東京・大阪間の所要時間を一挙に2時間半も短縮して走ったため、「超」特急と呼ばれた。
 
 要するにそれまでの、10時間50分を、8時間20分に短縮したわけである。この記録は、4年後の丹那トンネル開通でさらに短縮され、8時間になったが、それ以後、1956(昭31)年、東海道線全線電化までの22年間、破られることはなかった。

 こんなすごい列車だから、シンボルマークになるのは当然だった。なお、現ヤクルト球団の愛称「スワローズ」は、前身の国鉄スワローズのものをそのまま引き継いだものである。
(たまたま撮った一枚の写真から、これだけのことを語るのはしんどい。フ~ッ




<今週の川柳もどき> 06.9.17
 
 法王とブッシュが仕組む十字軍
  (イスラム殲滅)

 もう既に首相気取りで指示を出す
  (今の首相は誰だっけ)

 暗闇を抱えたままで縊られる
  (松本被告)

 世は無情笑うトヨタ泣くフォード
  (4万人のリストラ)

 禁煙の後追いかける禁酒法
  (飲酒事故)

 切り刻む秘密が無くて指は無事
  (シュレッダー

 手鏡をとられ今度はで触る
  (教授。前に没収されたので)

 名古屋では不惑が虎をひとひねり
  (山本昌、ノーヒットノーラン)
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