六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

ハチクをゲット! (付)フキの葉のキャラ煮風レシピ

2015-05-17 03:07:03 | よしなしごと
 農協の野菜売り場にハチクが出ていた。まさに旬の味。40センチほどのものが3本で200円。これを見逃す手はない。すかさずゲット。

          

 うちへ帰ってすぐ湯がく。ハチクはモウソウほどエグみがないから普通に湯がけばいいというが、前に手抜きをしてやはり駄目だったことがあるので、モウソウ同様、米糠をひとつかみと鷹の爪を入れて1時間ほど湯がく。
 そのまま自然に冷めるまで置いて、その後、皮を剥いて水に浸し、そのまま一晩置くことにする。試験的に、少しだけ煮てみたがまあまあだ。
 明日(17日)が楽しみだが、夕方から町内の自治会の総会がある。
 それとの兼ね合いで調理の時間が限定されるが、なんとかなるだろう。

          

 
 ところで、最近、フキの煮付けを作ったが、その葉が青々として新鮮だったので、それでキャラ煮風の一品を作ることにした。

          

 フキの葉は扇状をしているが、それをまず繊維に添って縦方向に3センチほどに切る。それを束ねて今度は横方向に1センチほどにザクザクと切る。

          

 それをそのまま鍋に入れて煮てもいいのだが、時間がかかってまだるっこしいので電子レンジで4分ほど過熱する。すると、水分も飛び、かなりの部分が黒くなってくるので、それを火にかける。

          
 
 できるだけ水分を使わないようにし、顆粒のカツヲだし、酒、味醂を入れて、鍋底や鍋肌にこすりつけるようにしながら炒り煮風にする。その他の調味料は砂糖、醤油だが、最初はごく控えめにする。容積が、ざく切りにしたものの10分の1ほどになるので、ここで入れ過ぎると味が濃すぎることとなる。

          

 味醂、砂糖、醤油が入っているのですぐ焦げそうになるから、途中で火を弱め、気長に撹拌しながらひたすら水分を飛ばす。黒焦げになると駄目だが、多少、鍋底に焦げ目が残ってもあとで水と金ダワシで落ちるから構わず水分を飛ばす。

          

 色が黒ずんできて、全体にさらっとした感じになったら、ここで砂糖、醤油で最終に味を整える。
 水分がなくなったところで、器に移し、しばらく置くとさらに水分が飛び、色もいっそう黒くなる。これで出来上がり。

 用途は、酒のつまみに最適。その他、温かいご飯に振りかけ風に乗せても美味しい。
 ただし、ほろ苦いのが苦手の方にはお勧めしない。
 私の場合は、ず~っとほろ苦い人生を送ってきたので、相性が良いようだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明治維新以降の半分を生きて... | トップ | これは何の花? カラスノエ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。