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【二都物語】ロンドンの地下鉄&パリの地下鉄

2018-08-21 16:11:46 | 写真とおしゃべり
 「ゆる鉄」ではあれどレールの上を走るものには注意を惹かれる。
 両都市とも地下鉄網は充実している。
 時刻表はあるのだろうが、それを感じさせることがないくらいひっきりなしに運行している。目的駅に着いて出口が少し遠いともう次の電車が入ってくる。

 
 

 違いは、ロンドンのそれはカマボコ型で意外と小さいことである。列車の端の大男たちは身をかがめるようにして乗っている。その点、パリのそれは日本のものと同様にゆったりしている。また、ロンドンでは見なかった防護柵が主な駅のホームには取り付けられていた。

 

 
 ただし、パリには古いタイプの車両も走っていて、一応自動ドアなのだが、自分で取っ手を操作しないと開かないものがある。それを知らないとまごつく。結構そうした車両はあるようで、2日の滞在で数回乗っただけだが、2回ほどがそのタイプだった。

          
         ここまでロンドンの地下鉄 以下はパリのもの
 
 縦横無尽に走っているせいで、駅は結構深い。とりわけロンドンのそれは深かったように思う。そのかわり、ロンドンもパリも、バリアフリーは徹底している。日本の場合、古くできた駅ではエスカレーターやエレベーターは端っこの方で探すのに苦労することがあるが、こちらはもともとそれらが主体で、階段を昇降する機会は極めて少ない。

 
 

 両方共、機能本意にできているので、待たされてイライラしたり、ホームから地上へ出るだけで疲れるようなことはない。
 うまく利用すれば、つっかけで近所へ出かけるように市内のどこへでもゆくことが出来る。

 
 ロンドンでもパリでも、やっと地下鉄の利用に慣れ、土地勘もついて、あちこち自由に行けると思い始めた途端にそこを離れなければならなかったのは残念だった。


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