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【二都物語】ゆる鉄ちゃんの撮したロンドンとパリの駅と列車

2018-08-23 01:05:18 | 旅行
 ロンドンでも、パリでも、ホテルは駅の近くであった。
 美術館などの散策が終わって、ホテルへ返って休憩後、足がのばせる範囲内だったので、散歩方々、駅構内に入り、アトランダムに写真を撮ってきた。ヨーロッパの駅は、改札などを経ることなく、止まっている列車の近くまでいって写真を取ることができる。
 一度だけ、警備員に誰何されたが、「ピクチャー」といってiphone を見せたら、ちゃんと通してくれた。
 
 駅といっても、それぞれがターミナルで、地図で見たら三角州のような、あるいは熊手のような末広がりの突き当りの駅である。何本もの線が近距離、遠距離と発着していて、構内も周辺も賑やかなことこの上ない。

ロンドン ユーストン駅
 この間見たうちで、唯一建物が近代的な感じのものであった。時刻表はまるで空港のそれのようで、多くの人たちがそれを見上げていた。

 
 
 
          


ロンドン セント・パンクラス駅
 最初見た時、この新ゴチック様式の壮大な建物が駅であるとは信じられなかった。しかし、まごうことなく駅であった。
 大時計の下には、高さ9メートルの熱烈なキッスをするカップルの立像があり、その付近にそれを真似ているカップルもいた。
 この駅では、パリやブリュッセルなど、英仏海峡トンネル経由のユーロスターが発着していて、出入国の手続きは空港のそれと全く同じであった。
 ロンドンの最終日、ここからパリ北駅に向けて発った。

 
      
     
 

パリ 北駅 
 ユーロスターの到着駅。かなり離れたホテルへのチェックインが迫っていたので、ここの構内ウオッチングができなかったのは残念。

 
 

パリ サン・ラザール駅
 ここはホテルの前だったのでゆっくり構内もチェックすることができた。外観は伝統的な感が強いのだが、内部はけっこうモダンな感じである。
 列車もいろいろあって一日中いても飽きないかもしれない。

 
 
 
 
     
           

 今回見た駅はそれぞれ終着駅(始発駅)であるが、何となくそれ特有の雰囲気を持っている。
 入ってくる列車は、しばらく止まってまた発車という途中駅と違って、最後の客を吐き出しても、どっしりと止まって動かない。
 出てゆく列車は、まさにこの地を去るという別離の表情でそのテールランプとともに小さくなってゆく。
 駅にはそれぞれの表情があって面白い。



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