六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

久々のおでかけとJCの観察

2014-08-27 02:37:02 | 日記
 ここ2、3日、集中してすることがあって一歩も外へ出なかったが、図書館の返済日だったのと、食料が尽きたのとで、久々に家を出た。

 わが家の駐車場から見える建物はもう何十年も経っているので、どうやら解体作業をしているらしい。覆われた中から、ギギギギギとかガガガガ~ンとかドスンドスンといった音が聞こえる。

          

 家から出てしばらくしたところにある道だが、シラサギ君が悠然と道路を闊歩している。こういうのっていいなぁ、田舎住まいの良さだなぁとしばらく見とれる。

          

 ちょうど中学生の下校時で、いろんな中坊が三々五々通りかかる。
 この際、男子学生にはあまり興味がないのでJC(青年会議所ではなく女子中学生ですぞ)に注目する。

 歩きスマホは禁止されているのかそんなのはいない。
 かたまってケタケタ笑いながらふざけあっているのはまさしく青春してるなぁという感じである。

 ツンとして正面を向きひたすら歩く子もいる。どこを向き、どこへ行こうとしているのか。もちろん「うちへ帰るのよ」ということだろうが、つい問いただしてみたくなる姿勢である。

 そうかと思うとうつむき加減で、自信なさげに見える子もいる。いやいや、それは私の主観で、本人は確固としたものを抱いていて、それを悟られないようにしているのかもしれない。

 興味をもったのは、ちょっと小生意気な表情で、そのくせ四肢にはほとんど緊張感がなく、ふてくされたように歩を進める子である。別にヤンキーではない。そのちょっと世にすねたような佇まいがなにか面白そうなのだ。こういう子って何か独自性のようなものをもっているのではとつい思ってしまう。

 それらを観察しているうちに、私がいま、ネットやリアルで親しくしている成人した女性たちが中学生の折、どんなタイプだったのだろうと考え、あの人はこうかな、そしてあの人はこんなんかなと、いろいろ想像してみた。
 たぶん私の想像は的を射ていはいないだろうとは思うが、ちょっと楽しい空想ではある。

          

 スーパーの屋上駐車場に車を止めたのだが、なんだか怪しい空模様になってきた。
 果たせるかな、帰途、雨に見舞われた。
 今日も植物たちに水をやる必要はなさそうだと思った。



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