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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

「自由の森学園」 覚書き

2015-08-31 23:27:33 | よしなしごと
 https://www.youtube.com/watch?v=tasJNPv9J1c&feature=youtu.be

 8月30日、国会前の集会で、「自由の森学園」の有志(といっても100人以上はいる)が、合唱を披露したというので、この学園について調べてみた。
 この学園の理念は、「三つの道具」として提示されている。
 
 その第一は「めがね」。
 「他者と、社会と、世界と。 出会い、見つめ、考え、感じる。 私の心に体に、私が生きる世界を届ける〈自分のめがね〉。

 その第二は「ひきだし」。
 「蓄えて、整理して、なくしたり出てきたり。 たまに出して触ったり、もういらなかったり。 少し前の、すごく昔の私に出会う〈自分の引き出し〉。

 その第三は「コンパス」。
 「めがねで見つめたもの、引き出しに蓄えたものを、見渡し、頭をひねり、イメージする。 時にぐるん!と逆さを向くなどうつろいながらも、たしかに私を次の一歩にいざなう〈自分のコンパス〉。

 まるで谷川俊太郎の詩のようだ。
 要するに、「競争原理に頼らない教育」「〈テスト学力〉を超える学び」が目標らしい。
 その他、さまざまな独自性をもった学園のようだ。
 くわしくは以下。
 
 http://www.jiyunomori.ac.jp/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AE%E6%A3%AE%E5%AD%A6%E5%9C%92%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%83%BB%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1

 上の理念や目標を実現するために、さまざまで面白い仕組みや試みをもったユニークな学園であることが伺える。
 私も、こんな学園で学んだら、もっとおおらかな人間に育ったかもしれない。

 なおこの学園は、中学校、高等学校からなる。 

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