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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

戒律 再び階段から転落しないために・・・・

2019-12-03 01:04:18 | よしなしごと

 
 私は基本的に二階の住人で、一日に何度か階段を利用する。
 自宅で階段を踏み外して転落し、左手一本で全体重を支えた結果、グキッと嫌な音がして、見事に骨折をしたことがある。4年近く前の1月末のことである。救急車で病院に担ぎ込まれ、応急手当のあと、2月はじめに第一回目の手術。手首を数センチ切開し、ずれていた骨を金具を入れて矯正し固定。
 金具を取り出すための2度目の手術が9月はじめ。そしてその傷口がふさがり全治するまでになんと八ヶ月を要した。
 その折の恐怖感からか、いまも左手をかばいがちで、あまり重いものを持たないようにしている。

         

 転落の原因は単純で、夜更けの階段を降りる際、勝手知ったる自分の家と横着をして、暗がりのまま階段を降りたことによる。その折、知らぬ間に斜行をしていて、踏み出した足の下になにもないまま、もんどおりうって転落した。写真の向かって左側へである。

 
 それ以降、注意をしているが、時折あわやという怖い思いをすることもある。
 そこで、二度三度の転落事故を防ぐたため、以下のような戒律を作りそれを守ろうとしている。

1)暗くなったら、必ず照明を点けて階段を使用する。
2)寒いからといって、ポケットに手を突っ込んだまま階段を昇降しない。
3)必要最低限の場合以外、両手にものを持って階段を利用しない。
4)ボ~ッと考え事をしながら階段を昇降しない(これが比較的多い)。
5)階段の途中で、「アッ、あれを忘れた」と急に回れ右をしない。

 以上であるが、最近、新たに体験し、肝に銘じているのが最後の5)である。「ア、あれを忘れた」、「ア、照明を消し忘れた」などなど、上り下りに限らず、階段の途中で急に向きを変えるのは極めて危険なのである。
 最近、二回ほど、このために危うくバランスを崩すところだった。

 最近は、途中で何かを思い出したら、そこで一旦、完全に静止し、方向転換が必要な場合は慎重に手すりにつかまってするようにしている。

 だいたい、「ア、あれを忘れた」ということなど、自分の肉体を傷つけてまで急いですべきことではないのが普通なのだ。
 

コメント
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