もう、10日ほど前になるが、7月に移転オープンした新しい岐阜市立図書館ヘ行ってきた。図書館通いが多い私にとっては遅い訪問だが、正直いってこれまで県立図書館の方が主体で、市立の方へはあまり行ってはいなかった。
それはいうならば、蔵書数の数とその分類の曖昧さに辟易していたからだ。とりわけ専門書籍が少なく、その分類も至極怪しいもので、哲学のところや心理学のところに、文字通り、リッチに生きるとか金運に恵まれるとか、何事も気の持ちよういったハウ・ツーものが大きな顔をして並んでいたからだ。
そんなこともあって、新築オープンといっても大したことはあるまいとたかをくくっていたのだ。それでも一応は見ておくべきだろうと、市の中心部ヘ出かけた機会に足を伸ばしてみたのだった。
イントロ メインの道路の横に、せせらぎがある
新しい図書館は、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」という施設の中に、そのメインを占めるものとして入っている。外観などがこれまでとはまったく違うのは当然としても(これまでがひどすぎた)、問題は中身である。
メインは2階部分で、アーカイブズの書庫が一階の一角を占めているが、この部分へは2階からしか入れなくなっていて、その他の一階部分は、ホールやギャラリー、市民交流センター、子供部屋、喫茶室、コンビニなどなどとなっている。
さて肝心の図書館だが、まずは広い。これまでの本館のゆうに10倍以上はあってゆったりしている。そして、デザインがとても斬新である。
インフォメーションや貸出・返却のコーナーを始め、天井から吊り下げられた白いランプシェード状の円形の傘の下に、やはりドーナツ状のカウンターや、椅子などがしつらえられ、さらに特徴的なのは、その円形を中心に、スパイラル状に書架(それほど高くはなく書が手にしやすい)が設置されている。
図書館というと、建物の方形にそって、整然と書架が並んでいる様相を思い浮かべるが、ここではまったく違って、書架は曲線を描いている。
はじめは戸惑うが、どんな図書がどこにあるかのあたりがついてしまえば、大丈夫だ。それに、館内に図書の検索機が10基以上あるのもいい。
さて、その蔵書だが、私の目当ての人文科学や社会科学が、「郷土のグローブ」という箇所に大まかに分類されているのがやや気になり、期待がしぼみそうになる。案内に従い、そのコーナーの、哲学や思想の棚にいってみる。
まず蔵書数だが、かなり大幅に増えている。今までなかった新しいものが多く、この開館を機に取り揃えたようだ。そして、その配列も、今までのでたらめなものとちがって、ちゃんと年代別、ジャンル別に整理がされている。
おそらく、学芸員そのものが補強されたのだろう。
これなら、私も利用できそうだ。ちょっと遠く、駐車場(2時間まで無料)が混んでいるのが気になったが、ウイーク・デイにうまくしたら、それも可能だろう。
さっそくご祝儀に、なにか借りようと思い、検索機で探したが、私の狙い目のもの2冊は、貸出中だった。他に興味のあるものもあったが、県立の方で借りて読むべきものもあるから、ここは無理をしないことにして、又の機会を待つことにした。
県立にはないメリットもある。それは、返却がここへ来なくとも、うちの近くのコミュニティセンターでできることだ。
今度、ゆっくりと遊び方々再訪したいと思う。
出かけたのは、昼なお薄暗いどんよりとした日で、写真のバックがあまり良くないのが残念だ。
中のデザインや陳列の斬新さはお分かりいただけると思う。
それはいうならば、蔵書数の数とその分類の曖昧さに辟易していたからだ。とりわけ専門書籍が少なく、その分類も至極怪しいもので、哲学のところや心理学のところに、文字通り、リッチに生きるとか金運に恵まれるとか、何事も気の持ちよういったハウ・ツーものが大きな顔をして並んでいたからだ。
そんなこともあって、新築オープンといっても大したことはあるまいとたかをくくっていたのだ。それでも一応は見ておくべきだろうと、市の中心部ヘ出かけた機会に足を伸ばしてみたのだった。
イントロ メインの道路の横に、せせらぎがある
新しい図書館は、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」という施設の中に、そのメインを占めるものとして入っている。外観などがこれまでとはまったく違うのは当然としても(これまでがひどすぎた)、問題は中身である。
メインは2階部分で、アーカイブズの書庫が一階の一角を占めているが、この部分へは2階からしか入れなくなっていて、その他の一階部分は、ホールやギャラリー、市民交流センター、子供部屋、喫茶室、コンビニなどなどとなっている。
さて肝心の図書館だが、まずは広い。これまでの本館のゆうに10倍以上はあってゆったりしている。そして、デザインがとても斬新である。
インフォメーションや貸出・返却のコーナーを始め、天井から吊り下げられた白いランプシェード状の円形の傘の下に、やはりドーナツ状のカウンターや、椅子などがしつらえられ、さらに特徴的なのは、その円形を中心に、スパイラル状に書架(それほど高くはなく書が手にしやすい)が設置されている。
図書館というと、建物の方形にそって、整然と書架が並んでいる様相を思い浮かべるが、ここではまったく違って、書架は曲線を描いている。
はじめは戸惑うが、どんな図書がどこにあるかのあたりがついてしまえば、大丈夫だ。それに、館内に図書の検索機が10基以上あるのもいい。
さて、その蔵書だが、私の目当ての人文科学や社会科学が、「郷土のグローブ」という箇所に大まかに分類されているのがやや気になり、期待がしぼみそうになる。案内に従い、そのコーナーの、哲学や思想の棚にいってみる。
まず蔵書数だが、かなり大幅に増えている。今までなかった新しいものが多く、この開館を機に取り揃えたようだ。そして、その配列も、今までのでたらめなものとちがって、ちゃんと年代別、ジャンル別に整理がされている。
おそらく、学芸員そのものが補強されたのだろう。
これなら、私も利用できそうだ。ちょっと遠く、駐車場(2時間まで無料)が混んでいるのが気になったが、ウイーク・デイにうまくしたら、それも可能だろう。
さっそくご祝儀に、なにか借りようと思い、検索機で探したが、私の狙い目のもの2冊は、貸出中だった。他に興味のあるものもあったが、県立の方で借りて読むべきものもあるから、ここは無理をしないことにして、又の機会を待つことにした。
県立にはないメリットもある。それは、返却がここへ来なくとも、うちの近くのコミュニティセンターでできることだ。
今度、ゆっくりと遊び方々再訪したいと思う。
出かけたのは、昼なお薄暗いどんよりとした日で、写真のバックがあまり良くないのが残念だ。
中のデザインや陳列の斬新さはお分かりいただけると思う。