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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

柳ヶ瀬・岐阜・市長選

2014-02-02 02:17:43 | よしなしごと
 視覚障害があって、ユニバーサル機能でこれに接していらっしゃる方がいたらお許し頂きたい。
 というのは、私自身はどうも視覚人間で、視覚による刺激がもっとも届きやすくできているようなのである。 

 だから、日記やブログによく写真を載せるが、なにか書くべきテーマがあって、そのためにそれに則した写真を撮ったり載せたりというより、どこかふらついいていて、「あ、これ面白そう」と写真を撮ってしまってから、それに付随した文章をひねり出すほうが多いような気がする。

           

 ここに載せた写真は、過日、岐阜の柳ヶ瀬で人と逢って別れたあと、バスの時間まで20分ほどあったのでそのへんで撮ったもの。
 かつては歩くのに人と肩が擦れ合ったという繁華街だが、まだ午後8時前というのに閑散としていた。

           

 地場産業の繊維二次加工(布地から衣服を作る=縫製加工)がその労働集約性からして成り立たなくなり衰退してから久しい。
 駅前の繊維問屋街は今や3分の2以上が死に体である。

           

 かてて加えて、県都でありながら、おとなりの名古屋と近すぎる。JRの快速でわずか18分の距離である。これは名古屋市内の周辺の区よりも名古屋の中心部にはるかに近い。

           

 だから、名古屋のベッドタウン化しつつある。
 実のところ、それでもいいのではないかと思っている。
 山河の自然には恵まれているのだから、これで文化施設などを充実させて、快適なベッド・タウンにすればいい。
 死に体の繊維問屋街を擁する駅前の再開発は、名古屋へ通勤する人たちのための高層マンションやアパートを林立させて、人を誘導すればいい。
 そうしてひとが増えれば、その家族などの岐阜での消費も増え、いまでは名古屋にとられてしまっている物品販売や飲食も多少は息を吹き返すのではあるまいか。

           

 今日は、岐阜市長選挙である。
 東京では、共産党に押された宇都宮氏が細井陣営との調整を頑なに拒否したが、この岐阜市では、れっきとした自民党の市会議員を共産党が積極的に支持するという奇妙な図式が見られる。
 政策協定が成立したというから、自民党と共産との政策はさほど違わないということだろう、たぶん。

 なんか、どんどん話がそれてゆきそうだからもうやめよう。




 

コメント (3)
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