六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

花は散り、新芽の美しい時期に・・・・

2024-03-31 02:41:13 | 写真とおしゃべり
 太平洋岸近くで、開花宣言が続いているが、わが家の桜ん坊のなる桜は2月末に開花し、もうすっかり散ってしまって、新芽と同時に桜ん坊の赤ちゃんが出てきた。もう一ヶ月余りで、熟した実を収穫できるだろう。

          
       

 花見の主たる対象、ソメイヨシノには実がならない。人工的に作られた品種は挿し木でしか繁殖できない一代限りの命だ。
 ということは、人類が滅びた際には、数十年で尽き果てることとなる。ソメイヨシノは、千年を超えるエドヒガンと違って、寿命は短い。その意味でも、ソメイヨシノの開花とその終わりは儚いのだ。

 以下は、今わが家で見られる樹木の新芽の模様である。

       
       
       これは父譲りの紅梅の新芽 今年はどれだけ実をつけるか

       
                  紫陽花の新芽

       
       肉桂の新芽 植えたつもりはないが鳥が種を運んできたか

       
                  ツツジの新芽
 
 『枕草子』がいうように「「何も何も、小さきものは、みなうつくし」である。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知多半島へ 風が強く寒い海から内陸の花ひろばへ

2024-03-11 14:45:36 | 写真とおしゃべり

三月九日、今年始めて海を見た。知多半島方面あちこち。
午前はそうでもなかったが、午後は「天気晴朗なれども波高し」で、風速が強く、体感温度は震え上がるほどであった。でも、海なし県の人間にとって、海は恐怖と憧れのアンビバレンツで神秘的な存在。
写真はアトランダムに海関連のみ。

海岸は風が強くて寒いので、同じ知多半島内でも内陸部の観光農園「花ひろば」へ行ってきました。
折から、菜の花の満開。一人一〇本まで摘んで持ち帰れるというので、まだ花の開かない蕾ばかり摘んできました。
花を飾るためではありません。辛子和えにして食べるためです。私の好物なのです。
カップルが一杯いてアテられましたが、写真をたくさん撮ってきました。
ほとんどが了承を得て撮ったものや後ろ姿ですが、了承を得ていないものは顔にボカシを入れてあります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【最近の弁当三題】

2024-03-05 11:56:07 | 写真とおしゃべり
毎日作るわけではない。相手とのタイミングが合ったときのみ。
造るのは労苦ではない。スーパーでの買い物など、一人分はかえって買いづらいので、自分が食べるものと同じものをただ詰めるのみ。
最後の赤いご飯は、炊き込みのケチャップライス。玉ねぎみじん切りとウインナーの薄切り、それにケチャップと隠し味のバター少々。

    

    

    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【近辺の観察から】桜と影

2024-03-03 02:49:24 | 写真とおしゃべり

うちの桜、もう満開と言っていいんじゃないかなぁ。例年より一週間ほど早い。

           

           

       

私たちは、影によってその実体を示唆されることがある。
影のみを見て、それが実体だと思うこともある。
その影すらも見ない場合もある。
かと思うと、その影と実体とがどう相応しているかといぶかるひねくれものもいる。
そのいずれもがありうる。
           
           
       
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の食事 アトランダムに

2024-02-22 15:57:19 | 写真とおしゃべり
       
               残り物に依るパスタ

       
(左奥から)里芋味噌煮 キュウリ・生若布酢の物 白菜漬け 豚バラひとくち角煮

       
             白菜、青菜、生若布のきしめん

       
         青菜と揚げの煮物 五目チーズかけ焼き 白菜漬物

       
 じゃがいも、人参カレー煮 白菜、青菜、トリの煮付け 白菜漬 キャベツ、水菜、マカロニのサラダ

       
 レンコン煮付け ほうれん草おひたし 白菜漬 里芋、豆腐、はんぺんの味噌おでん風(右においたのが味噌)

       
   いわしソティー レンコン 水菜と揚げ煮つけ もずく マグロ山かけ

       
         いわしソティー残り 五目ごはん ゴッタ汁 白菜漬

       
          白菜漬 レタス、ちくわ、生若布などのサラダ
 
       
            ネギ、白菜、揚げを添えた肉うどん

       
 キュウリ詰めちくわの和え物 豚と玉ねぎのソティー 葉付き小カブの煮付け そのカブの皮を味醂と醤油に漬け込んだ一品 これが結構うまい カブの皮は決して捨てない 

       
 ブロッコリー、キャベツソーセージの温サラダ 白菜漬 キュウリと春雨のツナ缶入りドレッシングのサラダ
 
       
 白米(ハツシモ) 里芋豆腐の味噌煮、鶏肉ソティー、葉付きカブラ煮の盛り合わせ

       
 生若布、豆腐、玉麩炊合せ キャベツ中央部の黄色いところとハム、春雨のサラダ 鳥ムネ肉各種香辛料漬けのソティー 

       
                 温かい山かけそば
 
       
             それを食べる前に撹拌したところ

       
        青菜と生若布のおすまし 鳥ムネ肉ソティー乗せパスタ

【付】
       
 バレンタインデー、チョコがこないので自分で買ってきた。無印の甘味の少ないビターで硬いもの。これが25個入って180円。しかし好きな味だ。
 これに合わせるのは、ウィスキーかブランデーのハードリキュールだ。そこでアイルモルトのスモーキーな風味のウィスキーも買ってきた。
 この取り合わせはうまい。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亡き人を偲んで・・・・名鉄電車、日帰りの旅

2024-02-13 02:43:02 | 写真とおしゃべり
 まだサラリーマンをしていた折の20代後半から通い続けた飲み屋があった。
 初代ママが亡くなった後、当時の常連たちが閉店を惜しんで新たにその運営を任せる人を選び、再開することとなった。
 その折に、新たなママとして選ばれたのは、当時の顧客で、私も肩を並べて飲んだり話したりしていた人だった。名を小芦さんという。
 
 ただし、毎日は大変ということで、毎週、土曜日のみ開店という変則的な店だった。
 私は自分自身も店をもっていたのであまり行く機会はなかったが、それでもたまには閉店後に訪れたりしていた。

 もう20年以上前、自分の店は閉め、岐阜に引っ込んだが、土曜日に名古屋へ出た折には立ち寄るようにしていた。
 この店は、私が名古屋の今池時代に知り合った旧知の友と出会える貴重な店であった。

 その店が諸般の事情で閉店したのが3年近く前の2021年3月末であった。
 その日の模様は、当時のブログに記した。

  https://blog.goo.ne.jp/rokumonsendesu/d/20210314

 しばらく日をおいてから、2代目ママの小芦さんのご苦労さん会を行い私も出席した。
 その小芦さんが急逝したのは翌年、2月19日のことであった。
 それから2年、命日に近い12日、往年の常連たち10人が集い、彼女の墓がある岡崎へ出向くこととなった。

     
          午前9時半頃、名鉄岐阜駅へ

         
          名鉄岐阜駅から岐阜市の中心街を臨む

     
              名鉄岐阜駅改札口

         
            私が乗った豊橋行の列車

     
            木曽川を渡ると愛知県
 
     
        これは矢作川 これを渡ると下車する東岡崎

     
              目的の寺院正門

          
                 正門横の寺院名
 
          
               小芦さんの墓標

      
          花を活け、蝋燭、線香を上げて礼拝する

      
                墓標近くの慰霊塔
 
      
              岡崎城を遠望して会食場へ

          
  会食を終えて矢作川支流乙川にかかる橋をわたる 数匹の鯉が泳いでいた

      
         帰途、木曽川を渡り、笠松競馬場はもう岐阜県

          
               乗ってきた電車

      
                 名鉄岐阜駅構内

      
バスの時間までかなりあったので、一駅先のJR岐阜駅まで歩く 展示の電車はかつて岐阜市内線や近郊を結ぶ路線(すべて廃線)で活躍していた全面5枚ガラス、乗降口付近に丸窓を擁した古い電車

      
          私が乗る市内線バス停から撮った写真

 久々に一万歩を越えて歩いた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【開花を待つわが家の蕾たち】

2024-02-10 00:42:29 | 写真とおしゃべり
紅梅の鉢はほころび始め。明日咲いてもおかしくはない。
      

桜はまだ硬いがここからは早い。桜ん坊がなるこの桜はソメイヨシノより10日か2週間ほど早い。

             
これらの蕾を見ながら、私の心境は小野小町と同じだ。曰く「わが身世に古る 眺めせしまに」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【絵日記風に】昨日快晴、今日は雨

2024-02-05 15:08:04 | 写真とおしゃべり

 昨日、二月初めての名古屋行き。JR東海道線。久々に稲沢駅付近で車窓から貨物列車関連の各種車両を撮す。こうしてみると、それらには旅客用車両とは違った機能美の面白さがある。

      
     
     
                                  この赤い機関車には絵が描かれている

      
      
       
                      
    もう見られなくなった貨物列車の最後尾の車掌車。少しずる違うようだ。

 
 名古屋駅構内でなんとなく撮ったもの。
 
      
     

名古屋での行き先は今池。ガスビル上階という限られた場所からの交差点近辺。

           

                         

         

 帰途、JR岐阜駅でバス待ちに撮ったもの。まだ電飾をやっている。

          
 
 そんな快晴の昨日に比べ、今日は朝から冷たい雨が。ここからちょっと北や関東地方は雪のようだ。
 洗濯物が乾くのは絶望的。近くのコインランドリーで乾燥を行うために重いのを傘を指しながら運ぶのは容易ではない。300円を投入。主夫は朝から忙しい。

 昼になっても気温は上がらない。それどころか、データを見ると朝方より2度か3度下がっている。では昼は暖かいものをあんかけ皿うどんを作る。具は白菜とネギ、それに油揚げ。ただし、生姜の千切りを多めに入れたので体は温まるはず。仕上げに大葉と柚子のみじん切りを乗せる。
 所要時間15分。乾麺を湯がくのに時間を取られているが、それがなければ数分もあればできる。
      

 午後からは、最近怠けていた読書と勉強・・・・のつもり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被災地や豪雪地帯の方には申し訳ないのだが・・・・

2024-01-24 17:59:04 | 写真とおしゃべり
 この地区にしては久々によく降り、よく積もった。
 いつもなら、目覚めると夜半に降った雪が積もってはいても、次第に溶け始めるのだが、今回のは夜明け以降も降り止むことなく、終日降り続いたせいで、積雪量はドンドン増していった。

          
     
           


 昼のニュースでは岐阜市は14センチといっていたが、以降も降り続き、わが家の吹き溜まりのような箇所では20センチ近いかもしれない。

      
          
          

 こんななか、洗濯物が乾くのが絶望的なので、重いそれらをもって近くのコインランドリーへ往復したのが辛かった。歩道のない二車線路で、むろん除雪なんかしてないから、車の轍の跡を行くと、車がやってくるので積雪の中に普通の靴で移動しなければならない。

          
         
     
         

 昼間の雪はそうではなかったが、昨夜半のそれはどうも吹雪模様だったようで、普通雨が降っても濡れない私の車のフロントはうっすらだけど雪で白かった。
         

 雪どけをするほどでもないが、郵便配達の人などのため、玄関までのエントランスの雪は取り除いた。皮肉なことに、こんな日に限って、郵便物はまったくなかった。
 なお、陽が射せば暖かい二階の私の居室、今日は殴りつける雪で、前方が見えないくらい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中山道鵜沼宿を歩く

2024-01-23 17:16:35 | 写真とおしゃべり
 中山道六九次のうち、江戸から数えて五二番目の宿場。美濃国鵜沼村であったが現在は各務原市。同市は岐阜市の隣の市で私の自宅からは車で五分ぐらいでその西端に達するが、かつての大合併で、東西に長い市になっていて、その東端に近い鵜沼宿まではかなりの距離だ。

           
          
      
      

 今回は近所のサークルの人たちと、名鉄各務原線で出かけた。あいにくの雨模様であったが、寒くななく、古い街並みのしっとりとした味わいに浸ることができた。

     
     

 三重県の関宿などの比べると、それほどの距離はないが、そのエリアに本陣、脇本陣、旅籠跡の旧家などが凝縮されていて、私のような年配者でも疲れることなく見て回れる。

     
        
     
     

 また、案内所やボランティアが結構充実していて、いろいろ親切に教えてくれます。私の場合、年配の女性で、彼女の説明に従ってひと通り回ってから、またそこを通りかかると、もう一度呼び止めて説明が始まりそうだったので、「あの~、さっきお伺いしましたが・・・・」と応じると、「アラッ、ヤダッ」と大笑い。説明に一生懸命で、この美男子のほまれ高い私の顔を見ていないなんて、もったいないことを。

      
     
     
     

 街道筋の中央付近に、地元の菊川酒造の蔵元があり、大きな黒板塀の建物と並んで巨大な古いアルミ製のタンク並んでいて、一見、雰囲気の邪魔になるようだが、これとて明治四年創業というから一五〇年前の産業遺産のようなもの、そう思ってみると、この宿場の特色のようにも見えてくる。

     
     
         


 忙しいので写真詳細な説明は省略するが雰囲気を味わっていただければと思う。

 なお、こじんまりした宿場なのでここだけでは物足りないかもしれないが、この南2Kmには犬山城があり、日本モンキーセンターで猿たちが焼き芋を食ってる姿などを観ることもできる。

          
     
     
           おまけのふくら雀たち

 なお、この宿場、車の駐車場(多分無料)が2,3箇所と充実していて、よほど混み合う日でなければゆっくり楽しめる。

 以下に関連するページを挙げておく。

 https://www.city.kakamigahara.lg.jp/kankobunka/1010039/unuma/index.html
 https://www.nakasendo.gifu.jp/guide/detail.php?p=10

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする