毎年、その実を収穫しているユズですが、木自体は相当に古く太い幹の一部は朽ちています。しかし、全体としては葉が生い茂って密集していて且つ、枝の徒長も多いです。これまで徒長したものの一部を切り取ったことはありますが、全体に対応した事はありませんでした。そういう中で今回は初めて全体に手を入れることを考え3日前から実行に移っています。高枝切り鋏や剪定鋏の利用で済むなら良いのですが太い枝にはその方法は無理があることからレシプロソー使用も必要となりました。ただ、剪定鋏やレシプロソー使用では頭を葉の中に突っ込むこととなり、あの強烈なトゲとの戦いも発生しました。少しでも葉と葉の間に空間が在る場所を選んで作業に当たりましたが、脚立の上部にまで上ることも避けられない状態も在りました。
木自体への対応が終わった後は伐採済みのゴミ化した枝の内、細い物は直ぐにトゲ除去を施したり更に短くしたりし、太い枝についてはそれから細い枝を切り落として丸鋸使用に切り替えて短くし、直線化もしました。ゴミ袋に収められるようにする為です。その一連の段階で1個ずつトゲを剪定鋏で切り取っていきました。ゴミの量は、10kg用米袋に押し詰め押し詰めて計13袋に達しました。
今日も又、最後の作業が少し続きますが幸いに、電動工具による怪我はなく、トゲによる怪我も数カ所に留まるようですので一安心となるでしょう。木も、散髪したようにすっきりとし、風通しも良くなった筈です。ただ、心配なのは来年、果たして実の生る量がどうなるか、綺麗な肌の実となるか、ということです。ユズ胡椒作りへの影響が気に掛かっています。
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