庭に出て木や草をよく観察しますとそれ自体は勿論、そこで命を繋ごうとしている色んな昆虫が居ます。松には毛虫、それも松の種類によって違っていたりし、柿には別の種類ではないか、と思われる毛虫がいます。松に付く毛虫の退治は以前の経験時、合理的な方法を考え出しました。当初は1匹、1匹を箸で掴んでいましたがその後は偶然なことから極めて楽に、いわば一網打尽に出来る方法を考え付きました。それはさておき、昨日から桑の葉に巣食う虫の退治を始めました。木自体がまだ幼いので私が食べるその実はほんの僅かですから、放っておいても良いのですが折角の実であることを思うとそうもいきません。従って虫の退治となります。虫は全体の見え方は正に汚れない純白なのですが、よく観察しますと肝心の身体はその先に存在していて薄い茶色をしています。小さな身体です。その身体から前述の純白の糸の様な物が2本でしょうか否、もう少し多いかも知れませんが、長く伸びていてその部分は微風を受けただけでも、ちょっと触れただけでも身体から離れて空中を舞います。そのやり方で身体の安全を守つているのでは、と想像しますしトカゲの尻尾切りみたいなことかも知れません。風通しが劣る場所の葉の裏に集団で棲息していますので葉ごと私はそれをもぎ取り靴底で踏みつぶしています。ネット検索でその名を調べますと「クワキジラミ」と説明がありました。確かに白色は昔いたシラミ同様ですが、こちらの方が色は綺麗のように思います。
サクランボは今年は充分に口に出来ましたし、隣近所にも分けて差し上げることが出来ました。ヒヨに加え、今年はカラス、カチガラスまで来て啄んでいました。キイチゴ十数個、野いちご数個も収穫できました。野いちごは放って置いても独りでジャンジャン増えて行くようですが、茎にトゲが在りますので出来る限り除去するようにしています。
植木市で購入した柿の木、今年はもしかする実を結ぶかも知れません。販売された方の説明では昨年には収穫出来るよう聞いたと思いますが、その時期が延びたかも知れません。
具体的に何年前だったかは記憶ありませんが、食べた後の蜜柑の種を埋めた物が育ち、私の背丈より高くなりました。新緑の葉をいっぱい付け成長を続けています。今年は実を見られるかな、と期待していますが果たしてどうでしょうか。今年はダメでも来年は期待できそうです。同じ種類と思われるものがもう1本育っています。そちらはまだ小さいのでかなり先のことになりますが、育ちは順調のようです。さらにもう1種。これは別の柑橘ですが前2本より早い時点で種を埋めたものです。多くの種を埋めたのに生き残ったのはこの1本のみで、よく、厳しい自然環境の中で今まで生き残ったものだ、と感心しています。ただ、なかなか成長の速度が遅いです。私が生きている間に願いが叶うことは無理のような気もします。
フジバカマも一応、順調です。昨年、枯れて無くなった区画にも僅かではありますが生き残ったものが育っていますので、期待しています。これまた、過酷な条件をクリアーした物ですから今年は間違い無く進んで行く筈です。蜜をタップリと含んで欲しいです。この区画の草取りも常に心がけていますが、問題はアサギマダラが、去年に懲りずに来てくれるか、です。