今朝も黄唐辛子数個を収穫し、その後、カメムシ退治に入りました。今日の成果もやはり数百匹に上った、と思われます。昨日覚えたカップ利用での作業は今日は、前回よりその使い方が上手になったように感じました。自分で自分を褒めたくなる方法です。箸やピンセットで1匹ずつを掴んでいたことと比べると何と、合理的なのでしょうか。取り逃がしも少ないし纏めて複数匹をカップ内に落とすこともできます。葉や枝を叩くだけで自分からカップの中に落ちていきますから。
この合理的な方法に辿り着いたことで以前の、松に巣食っていた毛虫のことを思い出しました。部屋から視た時、松の葉の部分で何か動く物を見つけました。近寄って観察しますとなんと、トゲの先に又、トゲを持つような毛虫が夥しい数這っているのが目にとまりました。
その後、始めたのが箸で1匹ずつ掴んで除去する方法でした。毛虫は長さがありますのでその作業は特に困難を伴う物ではなかったのですが、何しろその数が甚だしく多く、根気を要するものでした。それを繰り返す内に偶然に遭遇した合理的な方法、それが極めて私にとって格段の恵みをもたらしてくれました。
松の幹を揺らすと毛虫は全て地面方向に向かって下りる行動を採ったのです。即ち、細い枝から、強風でも揺るがない太い根元を目指したのだと推量しました。私の手が届かない高い位置の毛虫をどのようにして捕獲するかを考えていた私にとって、その現象は正に“救いの手”でした。