昨日午後、NHKーBS3で今年の徳島阿波おどりの2日目の様子が放映されました。放送時間の関係もあったのでしょうか魅力あるいくつかの「連」の踊りがその番組内に入っていなかったのは残念でしたが、締め括りの「総踊り」は流石に圧巻でした。ただ、これまた残念なのは「連」所属の協会が大、大、小の3つ在り総踊りには内1つの大の協会所属の「連」しか参加していなかったことです。「総踊り」は一昨年までは毎年、問題無く実施されていたのですが私の撮影目的は踊り子さん個人または個別の「連」でしたので、「総踊り」に特別の関心を持ったことはありませんでした。しかし、今回TVを通して視ていて写すべき場面があることを感じる瞬間もありました。
放送席に招かれていた超有名な若手女性歌手グループの出身(?)の彼女は阿波おどりは初めて観るとのことでしたが、鑑賞後凄く感動されて来年は「連」を結成して本番に是非、参加したい旨を口にされました。そのグループは歌って踊られる団体ですので踊りは比較的早く覚えられるかも知れませんが、果たしてどんな踊りになりますやら。また、「連」を構成するに相応しい人数が揃うかどうか更には、鳴り物は全て生演奏となりますので各種の和楽器を揃える必要もあります。菅笠、浴衣、高張り提灯などなどもそうです。
披露の日を楽しみに待っていましょう。
問題を孕みながらも新しい体制で開幕した今年の徳島阿波おどり、全4日間の内、残り2日間は台風のため演舞中止となりました。踊り子さん達が厳しい稽古によって作り上げられた熟練の踊りを存分に披露されることが出来なくなったことはさぞかし悔しかろうと思いますが、開幕から2日間でも踊ることが出来たのを「可」とされるべきかも知れません。踊りの基本は勿論、変わるものではありませんがマンネリ化に抗する為、各「連」では独自のバリエーションを考えられたり、人気「連」の踊りの内容を真似したりもされています。今年も何処かの「連」がその発表を楽しみにしておられたかも知れません。
本来は徳島阿波おどりは供養の盆踊りで、今でも徳島市郊外の漁港を持つある地域で阿波おどりの原点とお聞きしたことがある踊りが引き継がれていますが、一般に知れ渡っている踊りは観光客を呼ぶ為に完全にショー化されてしまったものです。それでも徳島阿波おどりは私にとっては世界最高の祭りです。
菅笠、利休下駄、浴衣姿で踊る人の全身の格好、手の指先のしなやかさと優しさ(男女を問わず)、それらが醸し出す品格(これが400年間も続いていると言われるこの踊りの重要なポイントだ、と私は信じています)、そして、踊らずにおれなくする心浮き立つお囃子です。笛、三味線、太鼓、鉦などを使ったお囃子が生演奏であることも。
上手な方が踊られるのでその超魅力が出てくるのですから私が踊っても見るに耐えないことは申すまでもありませんし、従って私は「撮る阿呆に観る阿呆、同じ阿呆なら撮らにゃ損々」の姿勢に徹していました。
徳島阿波おどりは今や日本中は勿論、世界に出掛けてその踊りを披露しておられます。私は全く未知の地域だった徳島ですが通う内に数人の方と顔見知りになり、その中には踊り子の方、「連」長さんもおられます。徳島阿波おどりをまだ、実際にご覧になったことがない方も多い筈ですので、私の住む町にもお呼びしたい強い気持ちはあります。しかし、それは夢の又、夢。宝くじにでも当たらなければ実現不可能です。
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昨夜はエアコン無しで窓を開けて就寝出来、今朝は心地よい微風があります。とても有り難いことです。やる気がこれで少し、起きますが、暑さはまた直ぐ復活するとの予報です。これまでは猛暑がコンパクトカメラ無しのストレスを追いやっていましたが、過ごしやすい季節になっても不所持状態が続くなら、そうはいかないことは確かです。
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今年のムクゲの不調はどうも、私の剪定が原因ではなく昨年の台風被害の為であることのようです。少しだけ根は土の中に残り、ほとんどの根っこは引き抜かれて地上に顔を見せていました。倒れていた木を立て直し、支えを施して辛うじて元の木の姿を維持させているのですが、やはり僅かな量の根だけでは限度があったような気がしています。
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今年は葉の枯れが早いような気がします。今、実に沢山の枯れ葉が落ちています。その上部には今を盛りといわんばかりに生き生きとした緑の葉が密生していますのに。例年は無かった光景のように思います。