クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

病床日記

2024年06月30日 | ブログ

 

和綴じ、横の長さ11.5cm。縦の長さ16.5cm、30枚綴り、60頁(写真)、入院前に偶然に我が家で見つけた冊子で真っ新の状態でした。これに入院中毎日、とりとめもない記事を書いていきました。横たわって握るペンでしたし元々、拙い字しか書けない私ですのでその筆跡はとんでもないものです。しかも「行」は斜めになっていたりです。全体の記事の量は、考えて総頁数に合わせたのではないのですが略、60頁で終わるという超偶然も生まれました。入院前日、午後の食事は病院提供のものでした。脂質調整1,600、米飯量180gとなっていました。署名して提出した書類は種類も甚だしく多く相当な枚数(10種以上?)に達しました。関係する各部門の方から詳細について説明を受け、理事長さんまでも顔を見せられました。その後、入院期間中の、私の担当となられた女性理学療法士の方2人により詳しい身体機能の検査が実施されました。次回以降、記すべき事柄を思い出しながらブログを更新します。どれも面白くもない内容ですが、お付き合い戴ければ嬉しいです。 


退院後の初用務は・・・

2024年06月29日 | ブログ

3週間予定の入院期間が少しだけ短くなり19日目となった昨日、退院することになりました。今日は早速、数件の用務をすることにしました。但し、これからの生活は身体の状態を考えて慎重に考え、優しく行動する必要があります。問題は、そうしても何処までそのことを厳守できるか、です。と、いうことで初日の今日のことを少し書きます。先ずは、朝の洗顔。腰に負担を掛けずに済ませられるか、です。これは毎日のことですから絶対に解決しておかねばなりません。入院前までは完全に腰を90度以上も曲げていましたが、これからは略、垂直に近い状態を保つ必要を感じています。実際、今日はその事に努めてみました。そのことにより手から肘の方へ流れてくる水も洗面台の縁に腕を押し当てることで防止出来ました。何とか成功です。次は近くのスーパーへの定例の買い物行きです。当初は徒歩で出かける予定だったのですが、空の雲行きが芳しくなかったことから車使用としました。歩き通す自信はあったのですが実証は出来ず仕舞いとなりました。前述のスーパーで品揃えがなかったことから、別の大型スーパーへ行きました。其処まではちょっと、自信がありませんでしたので車に頼りました。求めた物は、ゴム製の直径20cm弱のボールで、自宅でのリハビリ用です。(入院時に理学療法士の方によって行われていた対応の内、退院後、自宅で実施可能なリハビリ3種を導入する為に2種の用品を買い求めました。1つは上記のボール、あと1つは「セラバンド」というものです。後者は入院先の病院で入手済みでした。リハビリのあと1つはスクワットです。)回覧板を隣へ届けに行きますと偶然にも、先日、撮影し損なったサボテンの花が咲いていました。写真2枚を下に添えます。

 


お礼とおことわり

2024年06月09日 | ブログ

いつもブログにお付き合い戴き本当にありがとうございます。心からお礼を申し上げます。ところで、大変恐縮ですが明日から今月いっぱい、このブログの更新を控えさせて戴きます。ブログ開設以降初めてのことで、それも長い、長い期間ですがどうぞご了承戴きますようお願い致します。期間終了後、まだ作文能力が残っている場合は復活させることも考えております。どうぞ宜しくお願い致します。


遂に、ここまで来ました昭和の私

2024年06月08日 | ブログ

長い間使用し続けている鉛筆、遂に、ここまで来ました。芯の長さは凡そ3.5mm、鉛筆部分は1cm、全体は2.7cm程度です。昭和がなせる技というか、もしくはケチと言うべきでしょうか。今後、現在の芯が姿を消すまでは利用します。鉛筆左側の金属は鉛筆使用時の補助具です。写真を添えます。


社会の先端を走っているのかも、私は

2024年06月07日 | ブログ

先日、毎朝のNHKTV番組で人の眉についての特集がありました。そして昨日はカメラ等の或有名販売会社からEメールでやはり、人の眉についての第一人者の方による講習会や必要物品販売のお知らせが入りました。私は、ネットでその事に関して検索したこともありませんのでびっくりしました。と、云いますのは余りにも時宜を得た事柄だったからです。私は最近、朝の洗顔時に自分の顔を視て両眉が甚だしく薄く少なくなっているのが気になっていました。片方は無に等しいくらいです。そのことから割と真剣に、今度熊本市内へ出向いたらデパートの化粧品売り場でも訪れてチャームガールの方に眉を描いて戴こうか、とさえ思った程です(妻は引き止めましたが)。放送やメールより遙かに早い時点でです。私は、もしかすると社会の先端を走っているのかも、と思っています。


「フィルムピッカー」という小道具

2024年06月06日 | ブログ

前々回のブログにフィルム現像について書きましたが、今回はそれ以前の撮影時に関することを付け加えます。フィルムを扱う場合に稀に、フィルムをパトレーネ(フィルムを収納してある金属製の円筒型ケース)の中に巻き込んでしまうことがあります。撮影済みのフィルムなら問題ないのですが使用前或いは使用の途中でのそれの場合は困ってしまいます。その時に役立つのが「フィルムピッカー」という小道具です(添付写真)。これを使えば巻き込んでしまったフィルムをいとも簡単な操作で引き出すことが出来ます。フィルムが使える状態に戻るのですが何故、そういうことが可能なのか私には想像も出来ませんし、マジックみたいです。ボタン「A」を移動させてフィルムピッカーのケースからゴムへらを引き出すそのゴムへらをパトレーネの中に挿入するパトレーネ中心部にあるスプール(丸い突起の部分)を回す。カチッと音がした時点で、回すことを止めもう1つのボタン「B」をボタン「A」のヨコまで移動させる2個のボタンを押えた侭フィルムピッカーをパトレーネから引き離す これでフィルムは姿を現し撮影に臨むことができます。

 


サボテンの花、撮影機会をなくしてしまいました

2024年06月05日 | 日記

我が家隣の方が自宅前の公道に面した場所に置いておられる鉢植えのサボテンに黄色の花が咲いているのを一昨日、観ました。花の大きさは5cmくらいはあったと思います。その色は濁りのない凄く綺麗な黄色で観ていて芯から心が洗われる素晴らしさでした。妻にも直ぐに知らせ、妻も直ちに足を向けました。感想は私同様でした。撮影の気持ちが湧きましたがあいにく、午後の強い日射しが当たっていたことからそれが弱まって柔らかい光となってからに決め、その場を去りました。しかし、夕刻を迎えてもやはり日射しは強く、その日の撮影を諦めました。恐らく午前に開花するのだろう、と推量して翌朝、確認しに行きますと花は閉じた侭の状態でした。気温が上がれば開花かな、と思いなおしてその時を待ちましたがそれでもダメでした。そして遂に、1日中待っても開花はありませんでした。今朝、更に足を運びますと蕾は小さくなって消え去っていくような感じでした。隣家の方にその名前をおききしましたが、ご存じありませんでしたし、ネットで検索しましたが特定には至りませんでした。福寿草のそれに似ていたようにも思います。


私が最大の感謝を捧げている写真暗室用品

2024年06月04日 | ブログ

私が最大の感謝を捧げている写真暗室用品(写真1及び2)があります。もし、この器具に出会わなければ写真暗室作業に入門することもなかったし、没頭することにもならなかった、だろうと思います。その意味からしても“救いの女神”と云っても足りないくらいで、銀塩関係から完全に遠ざかった現在でも尚、その恩恵は心の中に強く、強く根付いています。

                                   写真1       写真2                                                                                                                             

写真1がフィルムを巻くリール、写真2がそれを収納するタンクです。これらはフィルムを現像する時に使うものですが、実によく考えて創られています。これが素晴らしいのです。リールにフィルムを巻くとき一番外側の溝から挿入し、その後はフィルムを少しずつ送り込んでいきます。フィルムは次第にリール中心部へと巻き込まれていき弛みが発生することもありませんし、従って完璧な状態で現像に備えられます。フィルム現像は真っ暗闇での作業で、安全灯も使えませんので100%勘に頼ることになりますが、それを容易にしてくれます。しかもこの器具は35mm版フィルムだけに使えるのでなく、それより面積が広いブローニ版にまで使用可能なのです(写真1で、3個のリールの内、中央は35mm版用、右端がブローニ版用)。写真2では左端の1個はフィルム1本現像用、中央は2本、右端は3本用ですがどちらも1度で現像を済ませられます。(タンクに貼ったシールの数字はそれには無関係です)この器具は相当長期に亘って探した結果、偶然に出会ったものですが、それまでは下に添えた写真に在るものを試していました。左側はプラスチック製のベルト様式でフィルムを沿わせて巻いていく方法、右側はステンレス製でリール中心部から外側に向かって巻いていく方法の物です。前者では現像中に水疱が発生したりすることが雑誌に記載ありましたし、後者では使用してみて、ちゃんと巻けたかの不安が常に付きまとう他、最後に、ちゃんと巻けたかの確認をすることも出来ません。そういう経緯を経て冒頭の器具に辿り着きました。

  

                          


結論に達するには相当の熟慮と判断と時間が要るようです

2024年06月02日 | ブログ

絣などの古布のデザインをインスタグラムに投稿することを考えています。今は存在しない、これからも生まれることはない現物ですので遺しておくことは社会にとっても、とても大切である、と考えるからです。画像は所有していますし直ぐにでも投稿することは可能なのですが。ところが、その総量は1,600点ほども在りますし、いざ、画像を選ぼうとするとどれにしたら良いのか決めきれません。同じように見えてもよく視れば絵などが異なっています。従って、その1つ、1つがとても貴重であり選から外す勇気は湧きません。構想倒れで終わるのかそれとも実現するのか、私は判断出来ずにいます。