クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

9羽 新世界 未知との遭遇 その3

2022年04月30日 | 日記

私は直ぐに撮影を中止して長い棒を持ち現場へ移動しました。巣箱から約2mほど離れたソテツの木の上部に蛇はいました。棒で叩いたつもりでしたが事後、その死体を見つけ出すことは出来ませんでした(蛇は多分、アズキ蛇だった、と思います。1、2年前でしたか略同じ位置でカラス蛇を見つけ今回同様の対応をしましたが、その時も死体発見は出来ませんでした)。巣箱内の2羽だけでなく、直ぐ側のツツジの木にも巣立った幼鳥は止まっていましたので、絶対に退治する必要がありました。一方、巣箱では両親鳥は餌を咥えず止まり木から中を覗いてそのまま飛び去る行動に変化していました。直径が2.8cmに作った出入り口を通して視てきた巣箱内部の様子でも全く、動きが途絶えてしまいました。その変化は私の少しの疑問となりましたが、勝手な推量が働くことにもなりました。それは、餌を示して飛び立ちを誘うことを何故しないのか。もしかすると巣箱内に残っている2羽は生命力が弱くて生き続ける見込みが無いとの親鳥の判断ではないか、ということでした。もし、そうであれば実に可哀想なことです。その2羽にどう対処するかが喫緊の課題として私に持ち上がりました。夕刻は近づいていますので夜間にその2羽が蛇に襲われるのは絶対に防がねばならない、との考えから巣箱後部の隙間にタオルを埋め込み蛇が侵入できないようにしました。次に、出入り口をどうするかが問題でした。幾種類かの案が閃きましたがそれらのどれも問題点を孕んでいて採用には至りませんでした。そこで思いついたのが父が遺した鳥籠の利用でした。物置小屋からそれを持ち出し、その底にタオルを幾重にも折ったものを敷き詰め本物の巣に似せて柔らかさを作りました。水を張った容器も置きました。餌については先日、植木の植え替えをした折に出てきたイモ虫2匹を植木鉢から取り出して用意することまで頭に描きました(実は餌の問題は別にして、この方法は以前に経験していたことなのです。近くの公道上にヒヨドリの幼鳥が落ちていました。それを保護し自宅に連れて帰りました。夜は台所で使用する編み目のボールを上から被せて一夜を過ごさせました。翌朝になり幼鳥の鳴き声を聞いた親鳥は大胆にも幼鳥がいる我が家の部屋の中まで入ってきました。それを視たことから私は幼鳥を取り出して近くのツゲの木の上に置きました。親鳥は直ぐにやってきて幼鳥を咥えて飛び去りました。そしてその後、暫くの期間、ヒヨドリは何回も我が家を訪れました。恐らくお礼の意味があったのだろう、と推量しています)。  次回に続きます。


9羽 新世界 未知との遭遇 その2

2022年04月29日 | 日記

そのことから私は巣箱を開けて鳥を手に取りそのまま放ってやる決断をして、支柱から巣箱を取り外して裏蓋を開けました。すると何と、5羽が身を寄せ合っていました。私は急いで裏蓋を閉め支柱に巣箱を戻しました。そのことでシジュウカラは9羽誕生していることが分かりました。その後飛び立つことが出来た幼鳥の中にはちゃんと飛翔出来ずに地面に落ちたものもいました。巣箱付近は猫の通り道ともなっているため私は急いでカメラを離れてその鳥を保護しようとしましたが、幼鳥は逃げ続けたことから捕まえることを諦め、その後の撮影も控えていたこともあり、帰宅していた妻に保護を頼みました。妻は少しは手間取ったものの無事に捕獲し巣箱横の赤い花が咲いたツツジの木に幼鳥を置きました(妻は「可愛い、可愛い」としきりに言っていました)。その後、5羽目、6羽目が飛び立ちましたが、7羽目になってそれまでに無かった極めて飛び立ちが困難な鳥が出現しました。飛び出す意思は十分で身体も足もその半分程度は外に出ていますのにそこで留まり、巣箱へ引っ込めます。その繰り返しが相当の回数、時間続きました。巣立ちの度に妻と拍手をしてお祝いをしていましたが、このケースでは頑張れ、頑張れと言うことに終始しました。そして長い、長い時間に亘る挑戦が漸く実を結びその鳥は巣箱を後に出来ました。計算からすると後2羽は巣箱内に残っている筈です。ところがその時、妻が「蛇がいる」と告げました。最も恐れていたとんでもない事態の出現でした。 この後は次回に続きます。

 


9羽 新世界 未知との遭遇 その1

2022年04月28日 | 日記

今日は朝早くから庭でシジュウカラの鳴き声が聞こえました。昨日2022年4月27日午後3時過ぎから幼鳥が飛び立ち始め計9羽が同日中に巣箱を後にしました。私たち夫婦が緊張の中で待ち続けていた瞬間でした。この後、経緯を期していきますがそれは甚だしい長文となり且つ、あまりにも内容にドラマが多く存在しすぎますので今日から数回に分けたブログとします。27日も午前から“その時”まではそれまでの毎日と同様の過ごし方をしていました。私は巣箱に神経を置きながらも時折、視線をそちらに向け新聞を読んでいました。そして3時過ぎ、巣箱を視ますとそれまでとは全く異なる両親鳥の激しい大きな行動と鳴き声、一方、巣箱からはこれまた激しい羽ばたきの音が発せられていました。私は急いでカメラの場所へ移動しました。両親鳥は餌を咥えてはいましたが巣箱内へ入ることはせず、出入り口の前で、騒ぐ幼鳥にそれを示していました。飛び立ちを促していたのです。カメラのディスプレイで視ますと老朽化して壁に隙間が出きた所から差し込む陽光で数羽の幼鳥が激しく羽ばたき、飛び上がる様子が視て取れました。それからあまり間を置かずに1羽が飛び出しました。そして2羽目、3羽目と続きました。4羽目はなかなか実現しませんでした。両親鳥は何度も何度も餌を見せて誘いましたが幼鳥はそれに応えきれませんでした。そのかなりの回数の繰り返し後、漸く4羽目は出発出来ました。出入り口から僅かに見える状況から判断して少なくともあと1羽は巣箱内に残っている筈でした。両親鳥の懸命の努力にも拘わらず実現には至らず遂には巣箱内は静寂に陥ってしまいました。  この後は次回に続きます。


今日の巣箱内での鳴き声は激しく、けたたましいです

2022年04月27日 | 日記

複数羽居ると思われる幼鳥には声変わりとその声量の豊かさが出てきています。そして、その鳴き声の質と声量には違いがあり大きな声を出し続ける鳥もいます。同時に生まれても成長に差が出ているのでしょう。エサをせがんで鳴く、というより鳴きの練習をしているような気がします。もしかするとそれらの変化は巣立ちの近さを表しているのかも知れません。私は今日から今月末までの間にその時期を絞っていますが、果たして、果たして。起点である孵化の期日が分かりませんので私が初めてその泣き声を聞いた日から計算したものです。両親鳥が運び込むエサも、運び出される糞の大きさも格段に大きくなりました。親鳥はエサを咥えていてもちゃんと鳴けることも分かりましたし、父鳥が止まり木に留まり地面方向を確認するという行動の変化も起こっています。


写真4種

2022年04月26日 | ブログ

                                                                                        写真1      写真2      写真3     写真4                                                                                                               

写真1:熟れ始めたサクランボです。赤みは大分増してきましたが甘みに少し物足りなさがあり、あと少しの時間が必要です。                                           写真2:キイチゴの花です。殆どが花の時季を終えて実となっていましたが、1個のみ花を見つけました。                                            写真3:警戒して地面方向を監視。                                  写真4:今回の撮影で初めて巣箱以外に止まりました。支柱です。


親鳥のオスに視られていました

2022年04月24日 | 日記

事前の情報通り雨は降り続いています。タイミングとしては全くの衝動的だったのですが、実行していて良かった、とつくづく思っています。巣箱の雨漏り防止の手当のことです。もし、躊躇していたら相当な量の雨が巣箱内に入り込んでいたのでは、と想像されます。と、言っても所要の作業時間は脚立の準備を省けば1分もかからないものです。屋根にクリアーファイルを乗せそれを2個の山形クリップで留めるだけの作業ですから。雨漏り防止は家主の重要な役割ですが無料で賃貸していますので費用はあまり掛けられません。この方法に辿り着くにはそれなりの日数を要し色んな方法が浮かんできた中から決定した、最も簡易で効果も期待できしかも屋根にクリアーファイルを置く時間、それをクリップで固定する作業時間が数秒で済むことがありました。作業を終えて脚立を片付ける折、桜の木からシジュウカラの警告、警戒の鳴き声が発せられました。それは2声程度だったように思います。視られていたのです、私が巣箱に直接触れるのを。その後、私の対応が鳥たちにどのような影響を与えたかが心配になり視線を巣箱に注ぎ続けましたが、やがて先ほど鳴いたシジュウカラが巣箱に入りました。それは、鳥が私の対応を問題視していない証だと思いましたが、念のためその後暫く確認を続けました。両親鳥とも以前の行動に変化は感じられず一安心しました。巣立ちまで手をつけることはもう、差し控えます。雛の鳴き声には質の変化が感じとれ微かな重みと微かな奥行きが出てきたようです。親鳥の羽根の色がくすんだように見えます。巣作り当初は綺麗な色彩をしていましたが。写真左です。右は、我が家の借家鳥とは別のシジュウカラで、巣箱後ろ角に止まりそこから飛び去りました。

 


1つのテストになりました

2022年04月23日 | 日記

昨日実行すべきことでもなかったのですが気分がその気になりましたので苗の、鉢への移し替えとフジバカマ区画の草取りをしました。場所は巣箱の真下と直ぐその横です。ただでさえシジュウカラに影響を与えないように私たちは行動していますが、今回はそれに全く反するケースでした。私が作業を始めたとき、1羽は桜の木に止まっていましたが、あと1羽については巣箱内か外出中かは分かりませんでした。私は努めて視線をシジュウカラに合わせないように心がけてしゃがみ込み、彼と彼女が果たしてそれまで通りのエサ運びを続けるのか、の心配をしながら作業に当たりました。それを確かめるには雛の鳴き声と親鳥が巣箱を飛び立つ時の羽ばたきの音しかありませんので、耳に神経を集中させ続けました。結果、それは双方とも確認出来ましたので私が悪影響を与えていることにはなっていないことが推量出来ました。しかし、眼で確かめてはいませんので作業終了後は少しの心配を持ちながら巣箱を観察しました。親鳥は従来通りの行動をしましたので安心しました。その後、今度は妻がやはり私と同様に巣箱から1m強くらいしか離れていない場所で植木の手入れを始めました。作業の対象が丈が低い植木だったことから妻もしゃがみ込んだ状態での作業でした。私は部屋の中からズッと観察し続けました。シジュウカラは親鳥双方とも私が視た光景では通常と何も変わることない行動でエサ運びをしているようでした。そして私の場合もそうでしたが、警告、警戒の鳴き声は全く挙げませんでした。しゃがんで、しかも音も殆ど立てない私たちの行動でしたので、無事に終わったのかも知れませんが、もし、立った状態でのそれだったらどうだったでしょうか。今日から略1週間は雨天続きのようです。巣箱は乾燥で板が反り雨が降り込む可能性が大ですのでそれに対策を施すことも考えています。作業は音も立てず、両親鳥が不在の時に実行、を案としていますが、巣立ちまであと数日、恐らくこの4,5日内ではと思われる折、下手に人間が手を出すことを躊躇う気持ちも強く、実行に移れずにいます。

 


牡丹の花が咲きました

2022年04月21日 | 日記

今年も牡丹の花が咲きました。1輪のみで大きさも少し小さいそうです。写真を添えます。

子の成長を物語る親のズボラ                                    いつもは運んできたエサはちゃんと巣箱内へ持ち込んで雛へ与えていますが、今回は巣箱出入り口に止まったままそれをしていました。親の身体はいわば逆立ちした格好でした(写真)。これは、雛が成長して大きくなった証と云えます。

 


初鳴き声? 画期的な今日となりました

2022年04月20日 | 日記

先ほど10時25分頃、シジュウカラの雛の鳴き声を確認出来ました。それも複数羽に間違いないと思います。私がPCに向かっている時、妻がその旨を告げに来ました。直ぐに現場近くに行き耳を澄ませますと確かに巣箱から声が聞こえてきました、雛の声です。親鳥が餌を持ち込む度にその鳴き声は生まれ、その後少しの間、継続します。今朝早く、いつものようにカーテンを開けて3脚を立てカメラを設置した時にはまだ、声はありませんでした。親鳥がエサを持ってきても。従って、その後に生じた変化と云えます。前述の私の行動の折、近くを猫が通りましたがそれを知った、エサを与えた後のオスはいつもの桜の木の上から警戒・警告の声を発し、その後、別のより丈が高い松の木に飛び移りました。猫の位置、行動が更によく監視出来る高さを保ったのだと思います。猫は私に気をとられて恐らくシジュウカラにも巣箱にも気づいていなかったと思いますが、そのまま通り過ぎました。その状況を確認したのでしょう、シジュウカラは漸く、エサ探しに飛び立ちました。


スマホの素晴らしさを初めて理解しました

2022年04月19日 | 日記

昨日、本年2回目の草取りをしました。作業中いつも感動することなのですが今回も又、小さな、小さな花を見つけました。その存在さえ分かってもらえないだろう、と思われる小ささですが付いた花はどの場合もとても綺麗です。汚れのない美しさをしています。これは本当に驚きで感動をもたらします。妻にその話をしますと興味を持ち直ぐにスマホを持って花の場所に行きました。スマホでの撮影はかなり困難のため妻はその葉を撮影しました。そしてそれを元にスマホの機能を利用して花の名前を検索しました。「トキワハゼ」と表示されました。勿論私もそれまでは花の名を知りませんでしたので名前が判明したことを嬉しく思いました。同時に、スマホの素晴らしさに初めて出会いました。花は、5mmの大きさでした。マクロレンズを使用しましたが被写界深度がごくごく浅いためほんの一部にしかピントが合っていません。(呼吸することもピント合わせに支障を来しますので、本当は三脚などを使用する必要があるのですが)写真を下に添えます。 

                      

 

 


今回初(目撃) 変則エサ渡しと糞処分

2022年04月17日 | 日記

オスが桜の木に止まりました。其処まではこれまで通りでしたが、その後がこれまでと変わりました。オスの鳴き声はそれまでの1回と異なって数回(多分、4回だったと思います)となり、それを聞いた巣箱内に居たメスは出入り口から身を乗り出しその状態を保ちました。オスはそれを視て止まり木へ移り、エサを引き渡しました。つい先日は出入り口にエサを引っかけた侭次のエサ取りにオスが向かった姿は観ましたが、直接の引き渡しは初めて観ました。1回鳴きと4回のそれ、含まれる意味に明らかに違いがあるのでしょう。なお、その後のオスのエサ運びでは、巣箱から出てきた時、白いものを咥えていました。雛の糞に違いありません。そしてそれを近くに捨てずに咥えた侭飛び去りました。納得です。近くだったら敵に雛の存在を教えることになりますから。引き渡しタイミングの決定的瞬間は撮り(鳥)逃しましたので、その直後の写真を添えます。                            

                                          エサ受取り前 メスが左側

 


父、母、子それぞれ

2022年04月16日 | ブログ

父は、エサを運んできて巣箱横の桜の木に止まり一鳴きした後、巣箱に入ります。そして、その直後には又、エサ採りに巣箱を離れます。母は、エサを持って帰ったとき直ぐには巣箱内に入らず、巣箱出入り口前に取り付けた止まり木に留まって地面方向を数分間に亘って監視し続け、その後、巣箱内に入ります。そして、出かける前も止まり木で同様の行動をとります。子を思う気持ちが父とは完璧に違います。子は、何羽生まれているのか不明ですが両親のエサ運びの頻繁さから推量すれば複数であることは間違いないと思います。なのに、エサをねだる声が全く聞こえません。ただ、黙って受け取っているのでしょう。まだ、飛ぶことが出来ない幼さですので外敵にその存在を知らせないように親の教育、躾けが徹底しているのだと思われます。なお、巣箱を発ってから戻ってくるまでの時間間隔が比較的短いのでわりと巣箱の近くにえさ場が在るのでは、と仮定しました。エサは白い芋虫です。

数字の面白さ                                           今日は土曜日ですので定例の買い出しに出かけました。レジで計算して貰った後、機械から排出されたレシートを見ますと何と、お釣り額は7,777円でした。スロットマシーンなら大当たりというところです。どうでも良いことですが珍しいことで、過去には我が家の地番、電話番号と同じ金額になったこともありました。


非常に頻繁でした エサ運び

2022年04月13日 | 日記

メスはとても慎重で、巣箱に入る前、出る前に下方をしっかりと確認します。近くの桜の木に止まったオスの「来たよ。交代するよ」の一言を聞いて直ちに飛び立ちます。オスはその直後、巣箱へ入りエサを渡したら直ぐ又、飛び立ちます。飛翔の姿撮影にはオスの方が楽で、オスは何もせずに飛び立ちますのでシャッターを押すタイミングをおおよそ計ることが可能です。メスは下方確認で時間がかかり何時、飛び立つのかが全く分からりませんので待ち続けることになり、そのタイミングが極めて難しいです。飛翔の姿は本当はもっと大きく捉えた画像にしたいのですが悲しいかなそれに相応しい望遠レンズを持ち合わせていません。可能な限り巣箱側へカメラの位置を寄せましたが、結果は下に掲載の写真程度です。シャッター音がシジュウカラに悪影響を与えない、と思われる距離を保ちました。

  


番でのエサ運び、頻繁です

2022年04月12日 | 日記

昨日からエサ運びが慌ただしくなりました。恐らくオスと思われる方は巣箱にそれを届けるやいなや直ぐに又、飛び去ります。エサ探しに他なりません。そして時には、近くの桜の木に止まって「ツイッピー」とひと鳴きした後、巣箱へ入ります。ただ、昨日は一時、私は極めて気分が落ち込んだ時間が続きました。そのひと鳴きの後、その鳥と、すぐさま巣箱から出てきた鳥が連れ立って飛び去ったからです。7年前の悪夢が蘇りました。その後、鳥は帰って来ませんでした。抱卵を放棄したのです。今回は、エサを運ぶ段階までは来ていたのでそれは無い、と思いましたが、雛が育たず死んでしまったのでは、という推量でした。考えれば考えるほどその思いは強くなっていきました。今回は相当に、本当に相当に注意を払って雛の全てが無事に巣立つことを願って撮影に当たっていますので、その反動は酷かったです。しかし、後刻、番は戻ってきました。私の心は通常を取り戻しました。


状況に明らかな変化が・・・・

2022年04月11日 | 日記

今朝早く、シジュウカラが虫を咥えて巣箱近くの桜に止まっていました。その後、直ぐに巣箱内へ入りました。今回の観察で初めて目にした、私が待っていた光景でした。7時39分頃でした。そのことで雛が存在していることが略、間違いないと思われます。親鳥は今日は巣箱への出入りが極めて頻回で、しかも巣箱に入って1,2秒後には巣箱から離れます。ただ、その親鳥がこれまで毎日観てきたメスかどうかの確認は今現在出来ていません。どうも、オスが姿を現したような気配も感じています。今回の観察では外出から戻ってきた時にはダイレクトに巣箱内へ突っ込んでいましたが、今日は一度、桜の木に止まり一声鳴いた後に入っています。その行動は今までなかったことです。従って、それはオスではないか、と思っています。巣箱から出る瞬間にその胸の黒ネクタイを確認しようと努めていますが、1秒もない早さでの飛翔ですので成就出来ずにいます。以前、ネットで調べた内容では孵化から16~19日で巣立ちする旨が書いてありましたので、私のカレンダーに今日から4日間をその対象期間としてメモしていました。エサ運びが今日が初日とすればまだ、巣立ちは先に伸びるのでしょうが油断なく観察する必要が生まれました。