怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツ国内郵便は正常配達

2016年09月01日 | カテゴリー分けするのに飽き
二度ほどはがきが一ヶ月もかかってここに届いたことを書いた。
それを読んだ在独日本人が、国内郵便が正常かどうかを試してくれた。

絵葉書はブレーメンだが、投函したのはウチから二百キロほど北だ。
8月30日投函、との記載と消印。
到着したのは31日午前中。(午前中の配達しかないっ)
そういうわけで、ドイツ国内(もしかして、州内??)の配達日数は正常どおりということが判明して、わたしたちはほっとしたんだ。
小さいことだけれど、大幅な遅れは鉄道くらいにとどめておきたいと願う私たち在独日本人・・・
配達についても、日本の速さと質の良さには絶対負けているドイツだもの。
家具を業者が階段で運んでいる途中で落下、破損させ「責任は我々にはない」と言い放つらしい、ここドイツ(ミュンヘン在住日本人仲間談)。
怖ろしいことこの上ない。家具は買いたくない、とか思っちゃうぞ。

先週、長春から届いたこのはがきも四週間かかった。帰省していたS子さんが送ってくれたもの。
中国の絵葉書の質はまだまだだな、といただくたびに思ってしまう。
いや、ありがたいとは思っているぞ!

届いたことを、ここから5キロ先に住む中国人に伝えると驚いていた。
「郵便局では2週間で届くって言われていたのに!」
う?二週間もかかるんだ・・・。

タマリスの梱包

2016年09月01日 | カテゴリー分けするのに飽き
通販で買ったタマリスの靴。なんてったって、名前がいい。たまりす。
猫のたまと、動物のリスの組み合わせみたいで、とても気分がいい。
調べたらドイツメーカーと知った。いったい、どういう意味なのだろう?
さて、その靴が入っている箱。紙製品全般も日本のものより貧弱なのは仕方がないとして・・・

運送中に開かないようにテープでとめるのはいいのだけれど、もう少し丁寧にできないものかっ

タマリス程度の品はこんな扱いでいい、っていう雰囲気さえしてしまう。
日本では100円ショップの製品でさえ、丁寧な梱包とテープ止めがされていることだろう。

「移民か難民たちの仕事かい?」
と、昨今はちらりと思ってしまう。
日本だったら、移民・難民にも「まっすぐにしっかりとテープを貼る」ということを指導するだろう。
ずいぶん前に日本で読んだ記事だが、日本に輸出するタイのやきとり工場で「どうしてこんなにきちんと見た目を揃えなければならないんだ」と日本の細かすぎる指示を批判しているものがあった。
そうさ、日本人は世界一、細かい民族だ。
ただの梱包用の箱のテープのとめ方くらいで、ガタガタ文句言うのは外れている。
こうした単純作業全般が日本よりかなり荒っぽい伝統があるドイツなのだろうと簡単に予想できる。

さて、今回の買い物はこれ。うふふ、半額だったんだ。

ドイツ、あるいは欧州の靴は日本のものより上質なことが多い。
「それは欧州が日本より靴の伝統があるからだ」
という意見があるだろうが、では、楽器はどうだろうか。もちろん、ピアノなどの西洋伝統楽器。
ずいぶん前から、日本の品は欧州のより(一部の超高級品を除く、Steinwegなど)非常に優れている。
どうして日本の靴は、あまり良くないのか不思議でならない。
見た目さえ、劣っているんだ。これは足の形の問題だろう。欧州人の足の裏に見惚れることも多い。
または、デザインの好みの違いかも?日本のは丸くて可愛らしいものが多い。うん、可愛い。これ、日本のテーマだもん、仕方がない!
欧州旅行時には靴を買うことをお勧めする。
女性の場合、23.5センチ以上だったら楽にこちらのサイズを選ぶことができる。
かなり頻繁に在独日本人女性から聞くのは、足の形そのものの問題でここで買うことができない場合もあるそう。
私はサイズ的にはギリギリで、ときどき子供靴売り場を覗くこともある。

日本でも普通に買えるドイツ靴。

サイズ展開や足の形の問題はどうなのだろう?
欧州人とは別に、東洋人向けに製造しているのだろうな。
知りたいものだ。

森の隣に住む

2016年09月01日 | カテゴリー分けするのに飽き
夫の仕事を手伝うことになった。
エクセルでひたすら日付、数字などを入力していく作業だ。
義父がそっと私が小さい画面のラップトップで仕事するのを観察していたらしい。
「わたしのPCの方が仕事がし易いのではないか」
と勧められ、彼の仕事部屋とコンピューターを使わせてもらうことになった。

うわー。本当だ。やりやすい!
義父は細かいことにこだわるほうだ。そばにいて私がやるのを「これはああしたほうがいい、こうしたほうがいい」と指導したがるので参ってしまう。
それを我慢すれば、とてもよろしい仕事環境だ。

窓からはこんな風景が見えるんだ。左の森の奥のほうには採石場があって、7年前に夫とそこを散歩したことがある。
ウチから片道一時間以上かかる少々遠いところだ。普段の散歩ではそこまで歩けない。
もう一度行ってみたいものだ、とここから眺めて思った。

夫にそれを言ったら「一人で行くのはやめてください。危ないです。私と一緒に行きましょう」
といい始めたので、以後、口にせず、黙って一人で行くことに決定。
「悪い人がりすを連れ去るかもしれません」
ですって。森の中にそんなのがいるのかい??
ミュンヘン行きでさえ、危ないと禁止しているものね。いやいや、銃乱射事件があったから、あながち夫の言うことはとっぱずれていると馬鹿にできないぞ。
森も危険なのかもしれない!

ここにはヘリコプターが下りたり、秋には羊の群れとペーターがやってきたりして、年中飽きない。