怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

オヴォマルティーネOvomaltineとミロ

2016年09月02日 | カテゴリー分けするのに飽き
短期間だけ親しくしていたインドネシア人に、オヴォマルティーネという麦芽飲料を教えてもらったことがある。
「オヴォマルティーネ」と検索するとスイス情報としてのサイトが出てくる。
ここでも、普通に販売されている品だ。
そのインドネシア人には「マイロと同じなのよ」と言われた。
マイロ、とはミロのことだ。Miroを英語風に読むとそうなるのかな。イケアも北アメリカでは「アイケア」と発音されているらしいし。
頻繁に旅行したマレーシアでもミロはよく売れていたらしく、訪問した現地人宅で「マイロを飲むか?」と何度か尋ねられた事を覚えているのですぐわかったんだ。

さて、そのオヴォマルティーネのシリーズ製品、パンのお供が格安で売られていたので買ってみた。

うん、これはおいしい!
ヌテラのクランチ入りという印象。
常食したいけれど、ちょいと私の感覚では高価なので、ときどき楽しむことに決めた。
ミロはこうした製品を出していないのだろうか。
スイスVSオーストラリアってイメージだな。それぞれ独自の発展を願うぞ。

たまには手抜き食卓

2016年09月02日 | カテゴリー分けするのに飽き
ウチは家族揃って外食することは、まったくない。本当に、見事にまったくない。
きっと、ドイツ在住日本人の中で、私が一番レストランなどの献立を知らないだろう。
義母は料理が好きだし、実を言うと私もかなり料理好きだ。
そんなウチでも、たまには出来合いのもので食事を済ませることがある。
買い物などの外出で料理をする時間がないときだ。
今日がその日。私は家にいたのだけれど、夫の急ぎの仕事の手伝いで料理をする暇さえなかった。
義両親たちが買ってきたのは持ち帰り惣菜。
写真はポテトサラダとパン。

肉屋でレバーケーゼ(ドイツ風ミートローフ、らしい)が売られていて、そこにはポテトサラダやその他の付け合せ料理が売られている。

全然料理しないで、皿に載せるだけ。ビールは買い置きしてあるしね。あまり飲まないものだから、1ケース消費するのに一年もかかる我家。
たまにはこうした怠惰食卓も楽しい。

食べている最中にいろいろ思考した。
欧州でのパンの置き方。
南フランス在住ネット友人の食卓の風景を見たとき、パンがテーブルの上にそのまま置かれていることに注目した。
とってもフランス的でおしゃれ、とか思ったものだ。(なぜかフランスの物事は何でもおしゃれに見える。フランスの生活ブログ記事って、だから人気なのかなぁ)
確か、西洋食卓マナー本に、パンをテーブルの上に置いていい、とあったと記憶している。
日本人の感覚だと、なかなかそれを実行しにくい。
ウチも、実行しにくい。
なぜなら、パンくずがテーブルに落ちて、それを片付けるのが面倒だからだ!

義両親たちが好んで買ってくるパンは、日本の同年代にはとても噛み切れる品ではない。
欧州人と日本人の体力差は、様々な面で明らかだが、顎や歯の力さえ違うんだ。
義両親たちは、毎日この固さのパンを食べている。
食の欧米化で日本人の噛む力が弱くなった、などとよく読んだけれど、それはかなり違うと思う。
こちらのパンが凄まじく固くて、毎日それを食べているのを日本人は知らないのだろう。
「ハイジ」に出てくる白パンはどんなパンだったのだろう?
日本のようにぶわぶわだったのだろうか。
ここでも白くてふわふわのパンが売られているが、食卓に登場するパンではない。少なくともウチでは。
クララの家でもその白いパンが日本のイメージのパンのようだとは思えない。
あのおばあさんも歯と顎は衰えていなかったのだろう、とか思っちゃった。
第一、ハイジがおばあさんのためにこっそり溜め込んでいけれど、あれじゃ確実にガチガチに固くなってしまうぞ~
あのアニメも原作もほぼ忘れているので、ぐるぐる妄想しているだけ。一人で思考を巡らすのはとても楽しい。
そうしていると、義父が不満の様子。「もっと私たちとしゃべろ」ってね。