怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ヨーロッパのDIY

2016年09月06日 | カテゴリー分けするのに飽き
義両親と私は、アウディ本社工場の裏側の道を通って買い物に出かけた。

様々な建材を揃えているこの店は、業者専用にも見えるけれどたくさんの年金生活者風の夫婦がやってきている。
 
みんな、庭や家屋を自分でこしらえちゃうだろうな。
職人一人、一時間当たり40~50ユーロ以上支払わなければならないらしい。
だから、極力皆、自分でやりたがると言っているけれど、好きだからとしか思えない。
 
これらは一体なんだろう?
 
義母はこのあかいブロックを数十個買った。

三人で並んでバケツリレー式に車に積んだ。

その後、土を買いに行った。

これら一袋を義母と義父で運んでいた。
私がやってみたが、一人ではびくともしないし、二人で持ち上げようとしても私の持っているほうが全然上がらないので諦めた。
困ったぞ。将来、私はこの土を一人で買うことができない・・・。

義両親たちは家に戻ると早速作業に取り掛かっていた。
軽く車酔いしてしまった私は、ソファに倒れこんでいた。ああ、軟弱な!!







バス料金値上げは毎年

2016年09月06日 | カテゴリー分けするのに飽き
バス料金は、毎年のように値上げされている。
実家周辺、都内のバス料金がほとんど変わらないことと比較すると雲泥の差だ。
先週から、またバス料金が上がった。
その通達の方法の一つがこんな感じ。

ホテルに設置されている「掃除してください」「起こさないでください」と書かれたドアに掛けておくあれと同じ印象。
これがバス内に吊り下げられているんだ。
数年前に始まった広告方法で、なかなかいい感じがする。お持ち帰りもOK。
だが、内容はこういう風に受取れる。
「お前ら、9月1日から料金変わるから忘れんなよっ」
けっして「諸事情のため今年も値上げせざるを得ませんでした、ご協力をお願いします」
とかなんとかいう風にはならないのだろうな。

どうしてこんなに毎年のように値上げされるのだろう。
「エコの国だから自動車を減らすために公共交通機関が安く便利に発達しているのではないか」
なーんて、夢見る日本在住の方々も多いことだろう。
真逆。高くて不便なバス・電車。
夫など、あまりにも急な運休や遅延が多いドイツ鉄道に見切りをつけてさっさと自動車通勤にしてしまったもの。
ここだって自動車を製造して内外に売って生きている国だ。ドイツの住民もせっせと車を買って消費してくれないと困るだろう。

物事の値段が高いか安いか、というのは個人的な感覚にもよる。
私にとっては、ここのバス料金はかなり高い。実家周辺は安く感じたものだ。
だが、実家から2,30キロほどに西の東京都下に住む知人によると、彼女の使うバスと比較するとここは安く感じるそうだから、日本の中でもバス料金地域差があるのは確実。

別の機会に撮影したバス車内。
矢印のところにこの値上げ広告がかかっていたんだ。
なかなかおしゃれな風景でもあったけれど、下に落ちて踏まれてぐちゃぐちゃになっても誰も片付けないで何時間もそのまま走行するテキトーさも一緒のドイツ生活。