怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

コンピューターの値段~としさんのために。

2016年09月04日 | カテゴリー分けするのに飽き
ネット上でお付き合いの長いとしさん(有限会社アドバリュー代表取締役)から質問があった。

そちらではいくらでPCを売っているんでしょうか?
当社で納めているPCはほとんどが4万円台(本体とディスプレイセットで49,000円くらい)です、安いのは3万円台からあります。
新聞の折り込みを見ると10万円というのもありますが、企業で買う会社はありません。



彼のために、数日前に入った新聞の折り込み広告を掲載しようと思った。
値段は1ユーロを今のところ120円だ。例 399ユーロの品 399×120=47800円

だいたい、日本の状況と同じくらいだろうか。

国によって値段がかなり違う品の第一は、食品と感じる。
楽器やコンピューターなどは為替の変動を考えても、どこも同じくらいのようだ。

ドイツの公務員給与、または一般の平均年収は200万円と記載されているサイトが多い。
ここで知人友人に給与を尋ねて歩くわけに行かないのでその実際をはっきりと知らないが、何人かの知っている例だと、だいたいそんな感じ。
パン工場に勤務している男性は1300ユーロ(手取り)と言っていたな。約15万円。専業主婦の奥さんと子供二人。
店員もだいたいそのくらいの給与。

難民に与えられている小遣いが300~400ユーロと聞いた記憶がある。
住居費が無いからやっていけるのだろうな。子供がいると手当が付くだろうし。医療費は無料と聞いているけれど「処方薬に20ユーロかかった」と嘆いていた難民女性がいるので、その詳細はよくわからない。
難民はほとんど全員と言っていいほど携帯電話を持っている。
コンピューターを買うには一か月分以上の収入をつぎ込まなくてはならないから彼らには高価すぎなのかも。
(余談だが、なぜか彼らは有名なスポーツブランドの靴や服を着ていることが多い。寄贈の品とも聞いているが)

ドイツ人両親(その親もドイツ人、つまり原住民)を持つドイツ人の子供たちの貧困が話題になっているようだ。
一週間以上の休暇旅行にいけないこと(ここに貧困度の基準を持っていくる欧州人の感覚は凄まじい!)、学校用のランドセルを用意できないこと、昼食の弁当をもたせることができないこと、などを挙げている。
日本でも貧困の子供が話題になっている。
世界が同じように動いている、というより情報をコントロールしているのではないか、とも思える。
2,30年前にも、ちゃんと貧しい子供はいたものね。夫と義姉も子供の頃休暇旅行に行っていないものね。

あれれ?としさんへの情報提供記事のはずが、思いつくままに書いたらこんなになっちゃた。
としさん、ちゃんと答えになったでしょうか?