屋根裏部屋の窓にハエがたかっていた。
どういうわけか、開け放ってもいないのに入ってくる様子だ。
その数、ざっと見ただけで100匹を超えている。家のどこかで沸いているのではないかと心配になるくらいだ。
窓を開けて追い出してしまおう、と思った。
ここで殺してしまうより、外に出したほうが食物連鎖に貢献できるからだ。
そう思って窓を開けた。何度も経験しているはずなのに、ハエは開けたほうの窓に近寄らず、閉まっているほうをうろうろしているのを見てイライラした。
そのうち、外からスズメバチが入ろうとしてきたので慌てて窓を閉めた。
仕方がない。
いままでやってみたいことの一つだった、掃除機駆除に挑戦してみることにした。
日本の賢いハエは手づかみで捕獲したり掃除機で吸い取るなどは無理だ。
こちらのハエはいささかのんびりしているらしく、義母はよく手で掴み取る。
私も何度か真似してみたけれど、ダメだった。
ハエがバカなのではなく、私の能力が足りないだけなのかもしれない。
掃除機だったら、もっとうまく行くと思ったんだ。
今年二月に買ったばかりの掃除機だ。
ハエで汚したくないけれど、このハエたちはウンチにたかったこともないだろうから安心だ。
床用の吸い口を取り外し、筒のまま窓ガラスをうろうろ飛んでいるハエに向けたら、取れるは取れるは~!
こんなに簡単に吸い取れるとは予想していなかった。
ハエがホースの中をぶつかりながら吸い込まれている手ごたえが楽しくて仕方がなかった。
何日も飲まず食わずで窓にたかっていたハエたちだ。かなり弱っていることは確かだろう。
すでに窓枠で永眠しているハエも吸い込んだ。
掃除機の紙パックの中には100匹のハエたちが飛びまわっているのだろうか。
スイッチを切って、耳を近づけてみたが、何も聴こえない。
何年か前に、掃除機で吸い込んだゴキブリは吸われたショックで死んでしまうと読んだことがあった。
ゴキブリが死ぬくらいだから、ハエも死んじゃうのかな。
開けて、紙パックの中を覗いてみたかった。
でも、万一、生きていたら大変なことになる。その様子を想像しただけで怖い。
生きているとすると、このまま掃除機を置いておくと、ホースの中から出てくるのではないか?
筒の先を止めておいたほうがいいのだろうか?
うーん。
結局、そのまま屋根裏部屋の道具置き場に掃除機を片付けた。
明日の朝、この部屋がハエだらけだたら面白いだろうな、くくくくっ
次の朝。
そうっと、その小部屋の戸を開けてみたけれど・・・
ハエは一匹もいなかった。
そっか、紙パックに100匹のハエが詰まっているのね。
来週、交換することにしよう。
ううっ、怖いような、楽しみなような!!
ウチにハエとリ紙があるのを発見した!
全然使われていないのはなぜだろう?屋根裏部屋の100匹が気にならなかったのかい?
ふむ。
もしかして、美観の問題なのかもしれない。
たとえ屋根裏部屋であっても、これを吊り下げることで雰囲気を壊すからねぇ・・・
どういうわけか、開け放ってもいないのに入ってくる様子だ。
その数、ざっと見ただけで100匹を超えている。家のどこかで沸いているのではないかと心配になるくらいだ。
窓を開けて追い出してしまおう、と思った。
ここで殺してしまうより、外に出したほうが食物連鎖に貢献できるからだ。
そう思って窓を開けた。何度も経験しているはずなのに、ハエは開けたほうの窓に近寄らず、閉まっているほうをうろうろしているのを見てイライラした。
そのうち、外からスズメバチが入ろうとしてきたので慌てて窓を閉めた。
仕方がない。
いままでやってみたいことの一つだった、掃除機駆除に挑戦してみることにした。
日本の賢いハエは手づかみで捕獲したり掃除機で吸い取るなどは無理だ。
こちらのハエはいささかのんびりしているらしく、義母はよく手で掴み取る。
私も何度か真似してみたけれど、ダメだった。
ハエがバカなのではなく、私の能力が足りないだけなのかもしれない。
掃除機だったら、もっとうまく行くと思ったんだ。
今年二月に買ったばかりの掃除機だ。
ハエで汚したくないけれど、このハエたちはウンチにたかったこともないだろうから安心だ。
床用の吸い口を取り外し、筒のまま窓ガラスをうろうろ飛んでいるハエに向けたら、取れるは取れるは~!
こんなに簡単に吸い取れるとは予想していなかった。
ハエがホースの中をぶつかりながら吸い込まれている手ごたえが楽しくて仕方がなかった。
何日も飲まず食わずで窓にたかっていたハエたちだ。かなり弱っていることは確かだろう。
すでに窓枠で永眠しているハエも吸い込んだ。
掃除機の紙パックの中には100匹のハエたちが飛びまわっているのだろうか。
スイッチを切って、耳を近づけてみたが、何も聴こえない。
何年か前に、掃除機で吸い込んだゴキブリは吸われたショックで死んでしまうと読んだことがあった。
ゴキブリが死ぬくらいだから、ハエも死んじゃうのかな。
開けて、紙パックの中を覗いてみたかった。
でも、万一、生きていたら大変なことになる。その様子を想像しただけで怖い。
生きているとすると、このまま掃除機を置いておくと、ホースの中から出てくるのではないか?
筒の先を止めておいたほうがいいのだろうか?
うーん。
結局、そのまま屋根裏部屋の道具置き場に掃除機を片付けた。
明日の朝、この部屋がハエだらけだたら面白いだろうな、くくくくっ
次の朝。
そうっと、その小部屋の戸を開けてみたけれど・・・
ハエは一匹もいなかった。
そっか、紙パックに100匹のハエが詰まっているのね。
来週、交換することにしよう。
ううっ、怖いような、楽しみなような!!
ウチにハエとリ紙があるのを発見した!
全然使われていないのはなぜだろう?屋根裏部屋の100匹が気にならなかったのかい?
ふむ。
もしかして、美観の問題なのかもしれない。
たとえ屋根裏部屋であっても、これを吊り下げることで雰囲気を壊すからねぇ・・・