怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

アプフェルシュトゥルーデル昼食

2016年09月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
今日の昼食。
トマトスープとアプフェルシュトゥルーデル。
今まで、アプフェルシュトゥルーデルをアップルパイと表現していた。
このブログを読むあなたはすでにこれが何か食べるものだとご存知だろう。

まずはトマトスープから。トマトは庭から採取したものを料理したらしい。

私はこれに米飯を添えた。このスープ、日本のカレーほどのとろみがあるかも。
ご飯とあわせるととてもおいしい。スープとしては、かなり味が濃い。
今、気付いた。撮影の前にもっと皿を確認するべきだった。皿が古臭いのは仕方がないとして、盛り付けが雑すぎで汚らしい印象さえするぞ。

スープ皿が下げられると、メインディッシュのアプフェルシュトゥルーデルだ。
りんごの収穫が始まるこの時期に頻繁に食べさせられる。夫の好物でもある。
非常に熱いところで食卓に載る。

夫の皿。どういうわけか、写真にすると小さく見えるのが残念。
日本人成人女性にはふたきれが限度だろうな。
私は飯入りスープの後だぞ、デザートとしてメインディッシュを食べる苦しさ。


温かいアプフェルシュトゥルーデルもおいしいものだ。
是非、挑戦を!

食の安全

2016年09月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
買い物から戻ってきた義母が食材を食料小部屋の所定の場所に置いたり、冷蔵庫に入れたり、地下室の冷凍庫に運んだり忙しくしていた。
最後に野菜だ。
年中通して買うのはじゃがいも、にんじん、たまねぎ。
まるで、カレーの材料だな。ウチのカレーはじゃがいも・にんじんを使わないけれど!
そのにんじんの包装を開けたところで義母は嘆いた。

「あらら、見えていないところでカビが生えている!」
これは珍しい。
割引された品ならともかく、ウチのように一週間に一度しか食材を買わない家庭はなるべく新鮮なものを選ぶだろう。
注意しているけれど、パッケージされているものを開いて確認するわけにもいかず、このような結果に。

続いて、卵。
スーパーで卵を買うときは、紙のパッケージをいちいち開けて、割れていないか確認しなければならない。
日本ではそんなことを想定できないだろう。ここでは日常茶飯事。
さて、買った卵、すでに三個も腐っているものに当たってしまった。
目玉焼きを作ろうと、フライパンの上に落としたら、ぱっと散ってすでにかき混ぜたように広がったんだ。
びっくりした私の脇で、義母が「あらら、また!これで三個目よ!」と嘆いた。
すぐにその卵が入ったフライパンは洗うことになり、同時に焼いていたハムを水で軽くすすいで再び焼いた。

今年の夏は例年より長く続いているように感じる。
そのせいなのだろうか、食品の腐敗が早く進んでいるのだろう。

難民の大量受け入れで、食料流通事情もかなり変わってきているに違いない。
インゴルシュタット市で3000人を超えている、と聞いているので(難民女性から聞いた。「そんなにいるから大変」と難民の彼女自身が嘆いていたぞ!)一気に3000人分の食料を増産、輸入しなければならないわけだ。
にんじんやじゃがいもを栽培している農家はもっと土地が必要になるか、あるいは増産できる品種改良品を使うのか。
養鶏している人々は雌鳥たちに「もっと産め」と急き立てているのだろうか。ニワトリも忙しくしていることだろう。

今週一週間で、立て続けに買ったばかりの食品にこういうことがあったので、ちょいと心配になった。
今後のここの食糧事情、大丈夫かな。

石畳はない田舎

2016年09月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
ドイツで販売されている靴について書いたら、日本との製造における意識の違いについてコメントをいただいた。
「欧州は、石畳の道に合わせるべく靴が出来上がる」
のだそう。
「柔らかく軽さ追求の日本靴」
確かに。しかも、見た目の可愛らしさも求められる・・・とか?(りす印象)

インゴルシュタット中心部には石畳の道が少ないように感じる。
義母がいうには「古い建物をほとんど新しくしてしまった」のだとか。
その言葉から想像すると、ついでに道も伝統の石畳を止めてしまったのではないか。

では、ウチの集落はどうだろう、と久々に集落中心地(なーんて、無いのだけれど)へ行ってみた。
年に何度か催し物が開催されるここにだけ、石畳を見つけた。
向こうに見えるのは4,5年前にできた小さなスーパーマーケットだ。普通の大型店より2,3割ほど高いのでウチは絶対に利用しない。

ポールの前に広がるちょっとした石畳。
これもかなり新しい。3,4年前に設置されたのではないかと記憶している。
本当に、ここだけだ!
義母が子供の頃はもしかして、全然なかったのかもしれない。

家の前などに、靴の泥を落とす器具がいまでもある。
つまり、石畳などがない地域が結構存在したのではないか、とその道具から想像できる。
ウチの門の入り口にもある。
森を散歩すると靴の裏にかなりの量の泥が付くので、それを取るのにとても便利だ。
森に行かない限り、村の生活はどこでも舗装されていて、泥が付いて困ることなど全く無い。
今、思いついた。
英国の人気ドラマ「ダウントン・アビー」で、失業した男が道路舗装工事をしているシーンがあったのだけれど、それは石畳造りでなく、アスファルトを敷く作業だったと記憶している。1920年代頃のシーンだ。
石畳の道はもしかして、特別な場所に造られるものなのだろうか。

石畳探しついでに、少し周辺を散歩した。いつも森ばかり散歩しているからねぇ。
集落の終わりの部分にサッカー練習場がある。

「あれ?こんなのあったかしら」
と考えて、すぐにぎょっとした。以前からあったぞ!
いかに、自分の住む地域を見ていないか、よくわかった。

来た当初にこのサッカー場を発見しても、なんとも思わなかったが、今は思う。
人口1500人に満たないこの場所に、こんな贅沢な施設があるのは、やはり先進国だ、と。
集落の中心(市、なのだが)にもここと同じか、もう少し大きいサッカー場がある。全体の人口は1万数千人だったか。
保守管理にどのくらいお金がかかっているのだろう。芝刈りのガソリン代だけでも大変な金額だと思う。

除草剤撒き、あるいは水遣り。

2016年09月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
バスを待っているときに向こうに見えた光景だ。
女性二人が、水なのか除草剤なのか、何かを道路の脇の草の部分に撒いている。

近寄って確かめたかったのだけれど、乗りたいバスがもうすぐ来るので諦めた。
一時間に一本もあるかないか、のバスなのでこれを逃すと大変だもの。

ふたりはかなり軽装なので、除草剤ではないだろうな。
では、あのあたりに花でも植わっているのだろうか。
機会があったら確かめに行ってみたい。
今年の八月下旬以降の気温の高さは例外的にも思える。
毎年8月30日の義母の誕生日には半袖の服で過ごすのはちょいと難しかったんだ。
今年はまるで平気。
そういうわけで、草木も元気に育っているのだろう。
それで水を撒いているのか・・・いや、雑草も元気に育っているので、除草剤なのか・・・うーん。

追記。
先ほど確かめに行った。
そこはきちんとした草花が植えられていた。
除草剤でなく、水やリだったことを確認。