怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

新居には台所が全くない

2016年09月29日 | カテゴリー分けするのに飽き
外食が発達している国では、アパートの部屋に台所がないと読んだことがある。
そういった国に住めば、それが快適で不自由を感じないものだろう。
ここドイツでは、集合住宅に入居時にはそこに何もないことが基本と読んでいた。
外食が発達しているわけではないのに、台所ももちろんない。
私は実際にそういった現場に遭遇したことがなかったが、ついに見た。
ドイツ在住数ヶ月、この街に引っ越してきて二週間のJ子さん宅だ。
訪問すると、J子さんは出来合いの欧風ラビオリ(欧風餃子とも言える)のスープをご馳走してくれた。

凝ったものはできないけれど、野菜を入れた温かいものを摂取しているということで安心した。
J子さんの許可を得て、彼女のサバイバル台所を撮影、公開。

調理台はダンボール箱、調理器は旦那さんの実家からのもの、冷蔵庫は昨日搬入されたもの・・・。
水は浴室まで取りに行かなくてはならない。食器洗い作業はバスタブで。
これはきつい!

ここは家具を購入すると、実際の搬入まで数週間以上かかると言われている。
店頭で決めても、その品が来るわけではない。注文受けて工場で製造するのかい、とも叫びたくなるのんびり加減。

現在、この街では次々と住宅が建築されているのを見る。(他の街でもそうらしい)
近郊からその新しい住宅に引っ越してくる人たちは、引っ越す前にあらかじめ台所を注文して、届いた頃に引っ越して来ればいいのだろう。
いろいろな条件が重なってしまってそれができず、台所無し生活をもう少ししなければならない彼女だ。
あとから思い出せば、いい思い出になるだろうと頑張っている様子。
私の永遠にも続くと思われる共有台所生活よりいいではないか、と励ましてみたい。


郵便事情

2016年09月29日 | カテゴリー分けするのに飽き
9月5日に関東某所から発送した航空便の小包みが28日に届いた。
送ってくれた日本人W子さんは、一度こういう失敗をしたことがあった。
宛先に国名を書かなかったんだ!
受けた日本のその郵便局は困ったことだろう。
発送人に送り返せばいいものの、書かれた住所がドイツのものとわかったようだ。
日本の郵便局、凄すぎる。
W子さん、今回は何を書かなかったのかしら、とちょいと楽しみにしていた。
宛名欄はきちんとすべての情報で埋まっていた。
うーん、外国からの郵便物が遅れ気味なのは、どういうわけかしら。

さて、遅れたとしても届いた品々、嬉しい。

書籍は大歓迎。私がこのシリーズの2まで読んだのをW子さんは知っていたのか!
シールや付箋も大好き。
 
この動物付箋、後ろも完璧。リスの大きなしっぽがとてもよろしい。

他の人たちからもいろいろ頂き物があった。

私は特にリスが好きなわけではないが、こうしてハンドルネームをりすと名乗り長くなってしまった。
その影響だろう。
リスクッキー型は二個目だ。
今年のクリスマスにはリスクッキーをたくさん焼かなくてはならない。