バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

Caチャネル遺伝子の変異と神経疾患

2007年04月05日 | 創薬 生化学 薬理学
研究者 田邊 勉
 所属: 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科

報告概要 脊髄小脳失調症6型の患者剖検脳の免疫組織化学的解析から、小脳プルキンエ細胞の細胞質内に原因遺伝子産物であるα1Aチャネル蛋白の凝集体を見出した。さらに種々ポリグルタミン伸長を有するヒトα1Aチャネルの発現実験から、疾患範囲のポリグルタミン伸長によりチャネル機能が低下することを明らかにした。一方、発症前から発症後にいたるまでの計時的な解析により疾患の予防及び治療法を開発するために、疾患変異を有するヒトα1Aチャネル遺伝子を本チャネルプロモーターの下流で単一コピー発現するノックインマウスの作製に着手しこれに成功した。 J-Store >> 研究報告コード R030000151

DNAチップ研究所、パスウェイ解析用DNAチップ「ConPath」と解析ツールを開発

2007年04月05日 | NEWSクリッピング
臨床研究分野に最適な高性能DNAチップとその解析ツールを開発
-新DNAチップ「ConPath」による新受託解析を開始-

 株式会社DNAチップ研究所(社長:松原謙一、本社:神奈川県横浜市)は、パスウェイ解析用DNAチップ「ConPath(TM)(コンパス;Concise Pathway)チップ」と、その簡便な解析ツール「ConPath Navigator」を開発しました。日経ネット プレスリリース 2007-04-03

高脂血症治療剤リポバス®錠による大規模臨床研究「J-LIT*」のサブ解析より

2007年04月05日 | 医療 医薬 健康

(主要冠動脈イベントの危険因子について)
2型糖尿病合併高脂血症患者における、コレステロール管理の重要性が示された
~欧州動脈硬化学会学会誌Atherosclerosis に論文掲載~

万有製薬株式会社(本社:東京、社長:平手 晴彦)が販売している高脂血症治療剤リポバス®錠が投与された症例を対象とした大規模臨床研究「J-LIT(Japan Lipid Intervention Trial)」のサブ解析により、糖尿病を合併した高脂血症患者において虚血性心疾患のハイリスク群としてコレステロール管理の重要性が示されました。その解析結果が欧州動脈硬化学会の学会誌Atherosclerosis{191 (2007) 440-446}に論文掲載されました(2007年4月号).萬有製薬ニュースルーム

協和発酵、CoQ10で欧州EPグレード取得

2007年04月05日 | NEWSクリッピング
 協和発酵はサプリメントのコエンザイムQ10(CoQ10)について、欧州と日本で品質認定を取得した。とくに世界で最も厳しい品質基準を設けている欧州薬局方でEPグレードを取得したことで、主に米へのバルク(原末)輸出に弾みをつけたい考え。同社はバイオケミカル事業でサプリメントなどヘルスケア分野の販売強化に取り組んでいる。欧州薬局方は欧州評議会の欧州品質局が定めているもので、不純物の規格がもっともシビアに定められている。同社のコエンザイムQ10の高純度性が認められたことになる。化学工業日報 2007年4月5日

ミクログリア細胞:脳内の不要物、ぱくぱく食べて「掃除」 アルツハイマー治療に期待

2007年04月05日 | NEWSクリッピング
 「脳内の掃除屋」と呼ばれるミクログリア細胞が働く仕組みを、井上和秀・九州大教授(神経薬理学)と小泉修一・山梨大教授らのグループが動物実験で解明し、5日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表した。アルツハイマー病などの治療薬開発につながると期待される。毎日新聞 2007-04-05

脳の掃除屋:不要物食べる細胞を解明 九大教授ら

2007年04月05日 | NEWSクリッピング
 「脳内の掃除屋」と呼ばれるミクログリア細胞が働く仕組みを、井上和秀・九州大教授(神経薬理学)と小泉修一・山梨大教授らのグループが動物実験で解明し、5日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表した。アルツハイマー病などの治療薬開発につながると期待される。毎日新聞2007-04-05

タミフル耐性ウイルス、人から人に感染か

2007年04月05日 | 医療 医薬 健康
 インフルエンザ治療薬タミフルに対する耐性を獲得したインフルエンザウイルスが、人から人に感染した可能性のあることを、河岡義裕・東大医科学研究所教授と菅谷憲夫・けいゆう病院小児科部長らのグループが初めて確認、4日付の米医師会雑誌に発表した。読売新聞 2007-04-04