バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

日本は医薬品の後進国でいいのか

2006年06月16日 | 医療 医薬 健康
 臨床試験の体制を整備しないと、日本は医薬品分野で「後進国」に成り下がってしまうのでは、という危機感がますます募っています。
 私は、米国における医療・医薬品の動きを知るために、最低でも1~2週間に1度は米国食品医薬品局(FDA)のホームページに目を通していますが、この2年ほど、治験の推進とそれに付随する医療のオーダーメイド化に関する発表が、目立って多くなったと感じています。>> 日経BP>Med.Blog 2006-06-07

オビルピーハ果実の成分と抗酸化性

2006年06月16日 | 植物&農業
◇アルタイの美肌フルーツ・オビルピーハ
  http://www.agri.tohoku.ac.jp/hort/hippophae.html

◇不飽和脂肪酸とビタミンA・C・Eに富む新しい果物オビルピーハについて
  金山喜則・大川亘・金浜耕基
  Foods FoodIngredients J.Japan.,Vol.211(6) 541-545(2006)

◇オビルピーハ果実の成分と抗酸化性
  小浜恵子ほか
  岩手県工業技術センター研究報告-第12号(2005)  
  岩手工業技術センター研究報告13号(2006) 
  

植物プロモーター遺伝子、それを含むベクター、および形質転換体

2006年06月16日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平9-27955 出願日 : 1997年2月12日
公開番号 : 特許公開平10-215880 公開日 : 1998年8月18日
出願人 : 湧永製薬株式会社 発明者 : 角 愼一郎 外2名

発明の名称 : 植物プロモーター遺伝子、それを含むベクター、および形質転換体

【課題】 植物細胞において外来遺伝子発現を行う上で強力な活性を持つプロモーター遺伝子の提供。
【解決手段】 配列番号1の塩基配列またはその等価配列を含んでなる塩基配列、および配列番号2の塩基配列またはその等価配列を含んでなる塩基配列。これらの塩基配列は35Sプロモーターやイネアクチン遺伝子プロモーターに匹敵あるいは勝る転写活性を示す。



被子植物の四季咲き性に関与するタンパク質および遺伝子

2006年06月16日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2003-27372 出願日 : 2003年2月4日
公開番号 : 特許公開2006-149202 公開日 : 2006年6月15日
出願人 : 湧永製薬株式会社 発明者 : 岩 田 光

発明の名称 : 被子植物の四季咲き性に関与するタンパク質および遺伝子

【課題】被子植物の四季咲き性に関与する遺伝子の提供。
【解決手段】次の(a)または(b)に示されるタンパク質をコードする遺伝子:(a)植物由来の特定なアミノ酸配列を含んでなるタンパク質、(b)植物由来の特定なアミノ酸配列において、1以上のアミノ酸が置換、欠失、付加または挿入されたアミノ酸配列を含んでなり、被子植物の茎頂での花芽形成を抑制しうるタンパク質。

IGs合成に関与する遺伝子、および、IGsを高レベルに蓄積する変異植物

2006年06月16日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2004-310232 出願日 : 2004年10月25日
公開番号 : 特許公開2006-115813 公開日 : 2006年5月11日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 外2名 発明者 : 矢部 尚登 外3名

発明の名称 : IGs合成に関与する遺伝子、および、IGsを高レベルに蓄積する変異植物

【課題】 高発現させることによってIGsの蓄積量をより向上させることのできる新規遺伝子とその利用方法を提供する。
【解決手段】 シロイヌナズナのT-DNA挿入によるアクティベーションタギングライブラリから、5-メチルトリプトファン(5MT)抵抗性を有する変異体rmt-1を選抜した。そして、この変異体rmt-1において、T-DNA挿入部位に隣接して存在し、高発現している遺伝子をIGs合成に関与する新規遺伝子として単離した。

フラクトオリゴ糖蓄積トランスジェニック植物及びその作出方法

2006年06月16日 | からだと遺伝子
国際出願番号 : PCT/JP2004/002564 国際出願日 : 2004年3月2日
国際公開番号 : WO2004/078966 国際公開日 : 2004年9月16日
出願人 : 明治製菓㈱ 発明者 : 中村 博文 外4名

発明の名称 : フラクトオリゴ糖蓄積トランスジェニック植物及びその作出方法

スクロースをフラクトオリゴ糖に変換する作用を有するβ-フルクトフラノシダーゼをコードする遺伝子を含む遺伝子構築物で植物を形質転換する工程を含む、フラクトオリゴ糖を蓄積するトランスジェニック植物を作出する方法、及び前記方法により作出されたトランスジェニック植物を開示する。

国際出願番号 : PCT/JP98/04087 国際出願日 : 1998年9月10日
国際公開番号 : WO99/13059 国際公開日 : 1999年3月18日
出願人 : 明治製菓株式会社 発明者 : 矢内 耕二 外2名

発明の名称 : β-フルクトフラノシダーゼおよびその遺伝子

新規なβ-フルクトフラノシダーゼおよびその遺伝子が開示されている。配列表の配列番号1または3に記載のアミノ酸配列を含んでなるポリペプチドは、β-フルクトフラノシダーゼ作用を有する酵素であり、その転移活性が高く、フラクトオリゴ糖を効率よく生成することができる。

国際出願番号 : PCT/JP97/00757 国際出願日 : 1997年3月11日
国際公開番号 : WO97/34004 国際公開日 : 1997年9月18日
出願人 : 明治製菓株式会社 発明者 : 矢内 耕二 外5名

発明の名称 : β-フルクトフラノシダーゼおよびその遺伝子、β-フルクトフラノシダーゼ遺伝子の単離法、β-フルクトフラノシダーゼの産出系、並びにβ-フルクトフラノシダーゼ変異体

新規なβ-フルクトフラノシダーゼ遺伝子およびそれがコードするβ-フルクトフラノシダーゼ、この新規なβ-フルクトフラノシダーゼ遺伝子を用いたβ-フルクトフラノシダーゼ遺伝子の単離法、この単離法により得られた新規β-フルクトフラノシダーゼが開示されている。また、β-フルクトフラノシダーゼの製造に適した、β-フルクトフラノシダーゼ活性を示さない新規糸状菌およびそれを宿主とした組換えβ-フルクトフラノシダーゼの産生系が開示されている。さらに、ショ糖より特定のフラクトオリゴ糖、例えば1-ケストース、を選択的かつ効率的に生成するβ-フルクトフラノシダーゼ変異体が開示されている。

肝臓から脳に「肥満注意信号」 東北大が発見

2006年06月16日 | 医療 医薬 健康
 肥満で脂肪肝になると神経を通して肝臓から脳に「肥満注意信号」が伝わり、体のエネルギー消費を増やしたり、脂肪を減らしたりして、肥満が進むのを抑える調節機構が働くらしい。東北大の片桐秀樹教授や岡芳知教授(いずれも代謝学)らが動物実験で明らかにした。朝日新聞 2006年06月16日

◇脂肪燃焼信号:肝臓で量感知 やせ薬、糖尿病治療に応用も
  肝臓は体内に必要以上のエネルギーがないと脂肪がたまらない性質を持つ。片桐教授は「脂肪肝を避けながら同じ神経信号を出す薬を開発すれば、食事制限や運動に頼るしかなかった肥満や糖尿病の治療に役立つ」と話している。毎日新聞 2006-06-16