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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

iPSから運動神経の束 東大が作製法 難病研究に

2017年10月27日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
日経ニュース(Web版)2017/10/27 1:00

 東京大学の池内与志穂講師と藤井輝夫教授らは様々な細胞に育つヒトのiPS細胞から運動神経の束を作る手法を開発した。神経細胞の塊を作って細長い容器に入れ束状に育つように促す。体内に近い状態の運動神経を試験管内で再現できる。運動神経が侵される難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)などの治療薬開発に役立てたい考えだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22749230W7A021C1000000/

神経活動の「波のうねり」が痛みの情報を担うしくみを解明

2017年10月26日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.10.25

小野寺孝興 生命科学研究科博士課程学生、上村匡 同教授、碓井理夫 同講師らの研究グループは、神経細胞が痛みの情報を変換し伝播するメカニズムの一端を明らかにしました。ショウジョウバエの幼虫がもつ痛覚神経細胞(身体に傷害を与える刺激を受け取る神経細胞)を対象に研究した結果、SKチャネルという細胞膜に埋め込まれたタンパク質が神経活動の「波のうねり(発火頻度の変動回数)」を発生させるうえで重要な役割を果たしていることが分かりました。従来のシンプルな変換メカニズムとは異なる仕組みを明らかにする成果です。
https://research-er.jp/articles/view/64276

ドーパミン受容体リガンドおよびこれに基づく治療方法

2017年09月29日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
出願人: ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミシガン, The Regents of the University of Michigan
発明者: ワン シャオメン, バラディー ジュディース, ウー キハン, ミン ジ, ディング ケ, レバント ベス

出願 2003-503176 (2002/06/13) 公開 2005-517630 (2005/06/16)

【要約】本発明は、ドーパミン受容体(たとえばD1、D2、D3、D4およびD5)、特に、D1、D2、およびD3ドーパミン受容体に対するリガンド(たとえばアゴニスト、アンタゴニストおよび部分アゴニスト)としてデザインされる化合物に関する。また、本発明は、これらの化合物を合理的にデザインするための方法、およびこれらの化合物を使用する治療方法に関する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2005517630/

ファージベクターを用いた中枢神経系への活性タンパク質の送達

2017年09月29日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
出願人: ザ・スクリプス・リサーチ・インステイチユート
発明者: ジヤンダ,キム・ジエイ

出願 2008-519243 (2005/06/28) 公開 2009-506983 (2009/02/19)

【要約】中枢神経系へと活性型でタンパク質を送達する方法は、(1)中枢神経系に送達されるべきタンパク質が線状ファージのコートタンパク質との融合タンパク質としてコードされている核酸コンストラクトを含有する1本鎖線状バクテリオファージベクターを調製し、(2)ファージゲノムとして核酸コンストラクトを組み込み、融合タンパク質がコートタンパク質として発現されるファージ粒子を調製し、(3)タンパク質が活性型で中枢神経系へと送達されるようにファージ粒子が中枢神経系に到達するような経路により、哺乳動物へとファージ粒子を送達する、段階を含む。活性型で中枢神経系へと送達されるべきタンパク質は、抗体、酵素、受容体又は別のタイプのタンパク質であり得る。本方法は幅広い診断及び治療適用がある。本発明はまた、核酸コンストラクト、送達されるべきタンパク質を含むバクテリオファージ粒子及び医薬組成物も包含する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2009506983/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下


実験室で誕生 脳オルガノイド

2017年09月21日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
特集:脳を作る 脳を見る

J. A. ノブリヒ(オーストリア科学アカデミー分子生物工学研究所)

日経サイエンス

人間の脳に関する知識の多くは,マウスやラットなどの動物実験から得られている。これらの動物の脳は人間の脳と共通する部分が多いが,表面に深く折り畳まれたしわがなく,この違いが神経機能に影響している。統合失調症からアルツハイマー病まで,様々な脳疾患の治療法を齧歯類の実験で探る研究が失敗してきたのは,人間の脳のユニークな特徴によって説明がつくかもしれない。このため,神経科学の実験を行う新手法の研究が進んだ。
http://www.nikkei-science.com/201703_034.html

「病は気から」仕組み解明=脳内の微小炎症、引き金に―北大など

2017年09月05日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

Yahoo.,9/4(月) 5:09配信

北大遺伝子病制御研究所の村上正晃教授らは、マウスに睡眠障害を起こして慢性的なストレスを与える実験を実施。自分の組織を攻撃してしまう免疫細胞(病原T細胞)を静脈に注射すると、胃や十二指腸の炎症、出血が引き金となり、心臓機能が低下して突然死した。ストレスのみを与えた場合や、ストレスを与えず病原T細胞を注射しただけの場合、死ぬマウスはいなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170904-00000008-jij-sctch&pos=2

「超微細針(鍼灸針)」を用いた新規分析法を用いてマウス脳内の「直接・迅速メタボローム解析法」

2017年08月24日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
「超微細針(鍼灸針)」を用いた新規分析法を用いてマウス脳内の「直接・迅速メタボローム解析法」の構築に成功

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.08.24
島津製作所 名古屋大学

超微細針(鍼灸針)を用いた新規イオン化法である「探針エレクトロスプレーイオン化法(PESI)」と「タンデム質量分析(MS/MS)」を組み合わせた新規質量分析法「PESI/MS/MS」を用いて、マウス脳内の内因性代謝物(メタボライト)の直接分析に成功し、かつ、大脳内におけるメタボライトの局所解析を行うことに成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/61901

慢性的な睡眠不足によって、脳は「自己破壊」する:研究結果

2017年08月14日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛


WIRED.jp8/14(月) 18:31配信

慢性的な睡眠不足が、脳内の「食作用」を担う細胞を活性化させ、シナプスの分解を促進させる、という研究結果が発表された。さらに睡眠不足は、アルツハイマー病などの神経変性疾患を引き起こすリスクも高くする可能性があるという。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170814-00010002-wired-sctch