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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ワクチンの免疫賦活作用を向上させる方法

2012年10月07日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2010-532672 出願日 : 2008年8月29日
公表番号 : 特許公表2011-518760 公表日 : 2011年6月30日
出願人 : ウィッティセル 発明者 : セラ,バンサン

ワクチンの免疫原性は、PBS-57と呼ばれる合成糖脂質を、ワクチンと共投与することにより向上する。PBS-57は、細胞媒介性及び液性免疫応答の両方を刺激することができる。PBS-57のワクチンとの共投与は、1又は複数の液性免疫応答、CD4+T細胞応答、及びCD8+細胞毒性T細胞応答を刺激する方法において使用してもよい。明細書 >> かんたん特許検索


「糖鎖の一生を追う」

2012年10月07日 | 糖鎖生化学
研究最前線 -01   
─ ヒトのタンパク質の多くは糖タンパク質として存在している。糖タンパク質 とは、タンパク質に糖が鎖のようにつながった糖鎖が結合したものだ。 1993年、学生だった鈴木チームリーダーは、哺乳動物にはないと考えられて いた酵素“PNGase” が、細胞質に存在することを発見。そして2000年には、 酵母を使ってPNGaseをつくる遺伝子を突き止めた。2012年 理研ニュース > 10月号

インフルエンザウイルスに対して、ウイルス変異の影響を受けることなく結合定数の高い抗インフルエンザ剤

2012年10月06日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2010-202991 出願日 : 2010年9月10日
公開番号 : 特許公開2012-56904 公開日 : 2012年3月22日
出願人 : 国立大学法人神戸大学 発明者 : 江原 靖人
発明の名称 : 糖鎖修飾核酸及びその使用

【課題】インフルエンザウイルスに対して、ウイルス変異の影響を受けることなく結合定数の高い抗インフルエンザ剤を提供する。
【解決手段】糖と核酸がリンカーを介して結合しており、糖としてシアル酸を含むことを特徴とする糖修飾核酸による。糖としてシアル酸を含むことを特徴とする糖修飾核酸により、インフルエンザウイルスのHAの糖鎖結合サイトの構造を考慮した分子設計を比較的容易に行うことができる。インフルエンザウイルスのHAのシアル酸と結合する部位はほとんどアミノ酸残基が変異しないことから、ウイルス変異の影響を受けることなく結合定数の高い抗インフルエンザ剤を提供することができる。明細書 >> かんたん特許検索

N結合型糖鎖の本数を制御したタンパク質

2012年09月13日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2010-220057 出願日 : 2010年9月29日
公開番号 : 特許公開2012-70711 公開日 : 2012年4月12日
出願人 : 公益財団法人野口研究所 発明者 : 高島 晶 外1名
発明の名称 :

【課題】タンパク質の性質、活性に影響を与えずに、N結合型糖鎖の本数と結合位置を制御する方法の提供。
【解決手段】AsnにN結合型糖鎖が結合した下記(1)のアミノ酸配列モチーフを少なくとも1つ有するタンパク質において、AsnにN結合型糖鎖が結合した下記(1)のアミノ酸配列モチーフの少なくとも1つでThrがSerに置換されAsnにN結合型糖鎖が結合していないことを特徴とする、N結合型糖鎖の本数を制御したタンパク質。(1)AsnXaaThr(ただし、XaaはPro以外のアミノ酸を示す。) 明細書 >> かんたん特許検索


高マンノースタンパク質および高マンノースタンパク質の製造方法

2012年09月06日 | 糖鎖生化学
出願番号 : 特許出願2011-173243 出願日 : 2011年8月8日
公開番号 : 特許公開2012-113 公開日 : 2012年1月5日
出願人 : シャイア ヒューマン ジェネティック セラピーズ インコーポレイテッド 発明者 : キャロル エイ キノシタ 外3名
発明の名称 :
【課題】高マンノースグルコセレブロシダーゼ(hmGCB)調製物を提供する。
【解決手段】高マンノースグルコセレブロシダーゼ(hmGCB)調製物であって、各hmGCBが4本の糖鎖を持ち、前記hmGCB調製物中の少なくとも約10%の糖鎖が前駆体オリゴ糖の6個またはそれ以上のマンノース残基を有する。明細書 >> かんたん特許検索

N-グリコシド結合コンプレックス型糖鎖を有する抗体

2012年08月17日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2011-253200 出願日 : 2011年11月18日
公開番号 : 特許公開2012-87131 公開日 : 2012年5月10日
出願人 : 協和発酵キリン株式会社 発明者 : 神田 豊 外9名
発明の名称 : 抗体組成物

【課題】本発明は、抗体組成物に関する。
【解決手段】本発明は、N-グリコシド結合コンプレックス型糖鎖が結合し、且つGM2を認識する抗体を含有する抗体組成物であって、全ての該抗体が還元末端のN-アセチルグルコサミンにフコースが結合しないN-グリコシド結合コンプレックス型糖鎖を有する抗体である抗体組成物である。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


免疫機能分子の活性を調節する方法

2012年08月11日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2009-62773 出願日 : 2009年3月16日
公開番号 : 特許公開2009-171976 公開日 : 2009年8月6日
出願人 : 協和発酵キリン株式会社 発明者 : 花井 陳雄 外9名

【課題】各種動物細胞で生産したヒトIgG1サブクラスの抗体の糖鎖を分析してADCC活性を高める糖鎖を特定し、免疫機能分子の活性を調節する方法を提供する。
【解決手段】ラットミエローマYB2/0細胞で生産したヒト化抗体のADCC活性が他の細胞で生産したヒト化抗体に比べ著しく高いことを見出した。更にカニクイザルを用いたin vivoの活性評価を行った結果、YB2/0細胞で生産したヒト化抗体が最も高い効果を示すことを見出し、ADCC活性の高い抗体のヒトの臨床応用での有用性を示した。更に各種動物細胞で生産したヒト化抗体の糖鎖の構造を詳細に分析、比較し、ADCC活性を高める機能を有する糖鎖を特定した。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索


ベロ毒素中和剤としてのスフィンゴ糖脂質類似体

2012年08月09日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2004-150488 出願日 : 2004年5月20日
公開番号 : 特許公開2005-330232 公開日 : 2005年12月2日
出願人 : 財団法人野口研究所 発明者 : 三浦 剛 外4名

【課題】ベロ毒素中和活性を有するスフィンゴ糖脂質Gb3-セラミド類似体およびスフィンゴ糖脂質Gb2-セラミド類似体を提供する。
【解決手段】腸管出血性大腸菌が産生するベロ毒素の受容体スフィンゴ糖脂質(Gb3-セラミドおよびGb2-セラミド)の糖鎖認識部位と脂質類似部分を有する、ベロ毒素の解毒薬の実現に極めて有効な一般式 [I]で表されるスフィンゴ糖脂質Gb3-セラミド類似体およびスフィンゴ糖脂質Gb2-セラミド類似体。


(式中、nは1~3の整数を示し、R,R’はアルキル基を示し、Aは下記の


を示す。)