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バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

慢性活動性EBウイルス感染症における治療標的分子を同定

2018年08月07日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
―発症のメカニズムが不明の重篤な疾患に対する治療応用に期待―

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.08.06
東京医科歯科大学 日本医療研究開発機構

CAEBVは、強い炎症が持続し、かつEBVに感染したT細胞、NK細胞が腫瘍化していく進行性の疾患で、これまで有効な治療薬はありませんでした。研究チームはCAEBVの患者さんのEBウイルスに感染したT,NK細胞では、STAT3という分子が強く活性化していることをつきとめました。

https://research-er.jp/articles/view/72974

細菌のIII型分泌装置の機能を試験管中で再現!

2018年07月04日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
細菌のIII型分泌装置の機能を試験管中で再現! 食中毒菌の病原性のみを奪う薬剤スクリーニングに期待

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.07.03
大阪大学

大阪大学大学院理学研究科の今田勝巳教授、寺島浩行特任助教(常勤)(現:名古屋大学大学院理学研究科助教)、大学院生命機能研究科の川本晃大特任助教(常勤)(現:蛋白質研究所特任助教(常勤))、南野徹准教授、難波啓一特任教授の共同研究グループは、細菌のべん毛III型分泌装置を試験管内で再構成し、タンパク質の輸送と細菌べん毛の構築を再現することに世界で初めて成功しました。

https://research-er.jp/articles/view/72160

溶連菌感染症~完治までは2~3週間かかります!

2018年06月23日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
健康兒童咽頭ニ於ケル溶血性連鎖状球菌ニ就テ
伊藤 光隆, 新垣 恒政
細菌學雜誌 1935 巻 (1935) 468 号 132-140
公開日: 2009/09/04
DOI https://hdoi.org/10.14828/jsb1895.1935.132


【これを見ておけば大丈夫!】溶連菌感染症~完治までは2~3週間かかります!

今日は、「溶連菌感染症」について取り上げます。いずれの年齢でも発症しますが、5~15歳の小児に最も多いといわれています。「名前だけは聞いたことがあるけれど、よくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

B型肝炎ウイルスによる新規の発がんメカニズムを解明

2018年06月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
―若年肝がんの発症に関連!―

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.06.13
名古屋市立大学 日本医療研究開発機構

名古屋市立大学大学院医学研究科の田中靖人教授、林佐奈衣研究員は、Alaska Native Tribal Health ConsortiumのBrian J. McMahon教授らとの共同研究の成果として、B型肝炎ウイルス(HBV)の中でもアラスカで多く認められる遺伝子型のゲノタイプF1b(注1)に特異的なウイルス変異 (A2051C) がHBV感染粒子の産生を促し、若年肝がんの発症に関連していることを世界で初めて証明しました。
https://research-er.jp/articles/view/71527

次世代インフルエンザワクチン研究の新アプローチ

2018年06月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

ワクチンを科学的にデザインする試み

化学と生物 Vol.56 No.6 Page. 384 - 385 (published date : 2018年5月20日)
高橋 宜聖1国立感染症研究所免疫部

免疫学と他分野との融合により,従来のワクチンでは誘導できないような希少かつ高性能な抗体を持続性よく誘導するワクチン抗原の研究開発が近年盛んに進められている.ここでは本分野の最新動向について解説したい.
https://katosei.jsbba.or.jp/index.php?aid=988&back_bn_show=138&bt=on




C型肝炎ウイルスの感染抑制剤

2018年06月09日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: 国立大学法人京都大学, 国立感染症研究所長, 国立大学法人広島大学g, 東レ株式会社
発明者: 土方 誠, 阿部 雄一, 脇田 隆字, 茶山 一彰

出願 JP2011072682 (2011/09/30) 公開 WO2012043838 (2012/04/05)

【要約】C型肝炎ウイルスによる感染による各種の炎症を単に抑える対症療法とは異なり、C型肝炎ウイルスによる感染自体を効果的に抑制して炎症を生じないようにすることが可能であり、且つ、安全性に優れた医薬を提供することを目的とする。プロスタグランジンI2のアゴニストを含む、C型肝炎ウイルスの感染抑制剤を提供する。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012043838/

タンパク質又は病原体の新規検出方法

2018年06月06日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 特願2017-515481
出願日 平成28年4月15日(2016.4.15)
国際出願番号 JP2016062081
国際公開番号 WO2016175049
国際出願日 平成28年4月15日(2016.4.15)
国際公開日 平成28年11月3日(2016.11.3)
優先権データ
特願2015-093132 (2015.4.30) JP
発明者
佐藤 智典
松原 輝彦
栄長 泰明
山本 崇史
出願人
学校法人慶應義塾
発明の名称 タンパク質又は病原体の新規検出方法 NEW 新技術説明会
発明の概要 タンパク質又は病原体の新規検出方法を提供する。
本発明は、タンパク質又は病原体を認識する素子が表面に固定化された導電性ダイヤモンド電極及びこれを用いるタンパク質又は病原体の検出方法に関する。より詳細には、本発明はウイルス又はそのタンパク質を認識する素子が表面に固定化されたダイヤモンド電極及びこれを用いるウイルスの検出方法に関する。J-Store >>国内特許コードP180014964

デンカ、コンゴ民主共和国へエボラウイルス迅速診断キットを提供

2018年05月31日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
化学業界の話題 knak (2018年5月29日 09:36)

デンカは5月28日、グループ会社のデンカ生研が、エボラウイルス迅速診断キット(クイックナビ TMシリーズ) 試作品をコンゴ民主共和国の国立生物医学研究所(INRB)へ提供した と発表した。

同社は、昨年の同地域でのエボラ出血熱流行時に、同国保険省のアドバイザーとしてJICAから派遣されている専門家からの要請で この試作品を提供し、拡大防止に貢献した。
http://blog.knak.jp/2018/05/post-2036.html